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好きにさせてはいけない

昨日の授業が終わる頃ウネから電話があり、大津の保育園経営者を連れてくるという。
その人の話は以前から聞いていた。
ウネが保育園の設計を依頼され、色々と話をするうち、その方の教育観が私に似ていることに気づいたらしい。
その方もウネから私の話を聞くうち「ぜひ会いたい」となったのだが、3者共に忙しく、
なかなか時間が取れなかったようだ。
昨日は三室戸のウネの自宅で最後の打ち合わせをしていて、「あ?帰りに寄って行きましょうか?」
となったようだ。9時半過ぎにウネと、その経営者ご夫婦、息子さんがやってきた。
ご夫婦共に私と同い年。ご主人は音楽関係の仕事を、奥さんは専業主婦をされていた。
ご自分の子供達を育てるうち、教育そのものあり方に疑問を持ち、
モンテッソーリに学び、やがて保育園の経営に乗り出されたという。
今は大津で大人気の保育園となり、行列のできる保育園となった。そして今では・・・
「モンテッソーリ?・・・忘れちゃった!」「子供に好きに“だけ”させてはいけない」
そういうところが確かに私も似ている。
好きにさせて良いところは好きにさせ、躾けるべきは断固として躾ける。
子供は子供だからこそまだ物事を知らず、好きなこと“だけ”させると、たいていろくなことにはなりませんよ。
一番ひどいのは、思考を停止させ、「本能」のおもむくままにしか行動出来なくなる。
・・・なんだ、今の世の中も教育界も、とっくにそうなってるじゃん・・・・
「おい、お前!」と肩でもつかもうものなら「セクハラだ!パワハラだ!」
ちょっと躾けようものなら「その躾は絶対に正しいのか!」
もう誰も、何も出来なくなっている。
そもそも我々は「絶対の正しさ」の中に生きているのだろうか?
その躾が正しいのかどうかなんて、その子が成長していく中で、自分で検証すればいい。
「大人になってみて、正しいことがわかった」なら嬉しいし、
「つまらん。単にあのおっさんの好みと言うことだけだったじゃん」でも仕方ない。
教育とは本来がそういうものだ。花開くかどうか、それがいつなのかなんて、誰にもわからない。
そういうものなのに、いつの間にか「1週間後のテストで結果を出す」ことが教育だと勘違いした。
そんなものは教育でも何でもないのに、誰もが、それが教育だと思ってしまった。
そりゃあ、いいよね?好きにしていてもすぐに成績が上がり、勝手に有名校へ進み、
何もせずとも一流企業でグングン出世できる。金も名誉も思いのまま。
・・・はい・・・そう出来る人はいくらでもそうしてください。
でも、そういう人、どこかで見たことある?人の世って、そうは出来てないんだよ。
そんな話もして、気がついたら12時に。こんな話が出来る方も、今時珍しい。
新校舎が出来たらぜひ見せてくださいと約束させていただき、その日はお別れとなった。

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