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困る教科

「み~んな困ってるな。かなり賢い奴でも“全然わからん”て言う」
風呂上りに康太が言う。これ、どの教科だろう?実は化学のことだ。
高校生になると皆「数学が、数学が」と目の敵にするが、
本当には昔から高校生が困るのは理科である。
物理はハナからあきらめるのだが、暗記部分が多いはずの化学も「良くわからない」。
理科系にいるから大学入試で使わなくてはならず、本当に困っている。
これは数学と違って「経験」の差だ。

なんだかんだと言って算数・数学は小学校の入学時からやって来ている。
小学校では足し算・引き算、九九、小数・分数、割合。
中学では負の数・無理数、文字式・方程式、関数とグラフ。
9年もかけて「基礎」をやって来ている。これほど時間をかける教科は数学しかない。
それでもたいていの生徒が「数学は苦手だ」と言うのだが、
高校の理科は「最初の一歩」から高校でスタートするのだ。
物理も化学も中学で紹介はされるが、言葉だけであり、すべては高校から始まると言っていい。
高校の物理や化学は「ほんの基礎」で、私に言わせれば「美味しい教科」なのだが、
高校生達は「出だしの勉強の仕方」や「扱い方」がわからず、困ってしまう子が多い。

数学は小・中で色々なことをやり、それは「様々な角度」から数学を眺めているのだ。
だからある程度「数学と言うもの」がわかった上で「出来ない」と言える。
しかし物理や化学は最初の足し算・引き算からやるため「像」がつかめず、
「わかっているのか・いないのか、出来るのか・出来ないのか」それすらわからない。
しかしそれは仕方がない。
物理などはある程度の数学力がないと計算も出来ないのだから。どうしても「後から」になる。
だから高校の理科は、まだよくわからなくても、ざっと一通りを済ませて、
とりあえず「全体像」を捕まえさせるのがうまい方法だ。
それを済ませてからもう一度やり直すと、最初は良くわからなかったものでもわかるようになる。
やっていること自体は「基礎」なのだから。要は「諦めないこと」が大切だ。
ところが高校生は、すぐに諦めちゃうんだよねえ、これが・・・困ったもんだ。
康太には「そう言うもんだ」と2年になる前から伝え、「気合を入れよ」と言ってあった。
だからこの半年は物理・化学、それと地理にかなりの時間を割いていた。
今では学校のテストレベルでも、物理・化学は本人がびっくりするほど差が出てしまっている。
「高校の理科って、こんなにみんなが出来なくなるんや・・・」
・・・仕方ないね、昔からそう言うもんだもの・・・

康太は間もなく高校物理の「1度目」を終える。
「原子物理」が教科書からなくなって、全体量が減っているようだ。
「2度目」はスムーズに進むから来年の夏には終わって、そこからは入試問題も研究する。
それで「基礎」は十分だろう。
そこまでやると高校の理科は「美味しい教科」だと言うことがわかる。

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