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教育 色々

昨日の夜遅く、康太とニュース番組を見ていると「小学校教師の自殺」を特集していた。
24歳の女性で、赴任してからまだ半年だと言う。
「24歳で?何とでもなるやろうに!」
康太もびっくりしている。女性の母親がインタビューに応えていた。
「子供が大好きで“生徒を愛したい、生徒に愛されたい”と、娘は教師になりました」
私は教師の自殺には驚かないが、この話には驚いた。
生徒を愛し、愛され・・・・いったいいつの時代の、どの国の教育現場を言っていたのだろう?
24歳で?まさか「二十四の瞳」を想い描いていたのだろうか?
もしそうだとすれば、自殺も十分ありうる。
「実際に現場へ出ると、いじめがひどく、注意しても“殺してないからいいじゃん”
 と言われ、悩んでいました・・・」
24歳でしょ?自分の小・中学時代にそういう現場を見たことなかったのかな?
今時「ありふれた風景」のはずだが、そういうのを知らずに教師になるのは無謀だし、
教師などになるべきではなかった。
「殺してはいないから、いいじゃん・・・」
そう言うガキは思いっきりひっぱたいてやるのが一番だと思うが、
国からは「言葉で説得するように」と言われるし、丸裸で猛獣の折に入るようなものだ。
どれほど多くの教師が心を痛め、ギリギリの状態で働いているのか・・・
そういう「現場」を何も知らなかったのなら、私はこの自殺に同情することは出来ない。

リョウヘイは今、毎日教室に来て英語のプリントを少しずつやっている。
1年前には引っぱたいてやった。最近は学校生活が荒れていたので2度怒鳴ってやった。
「いつまでもガキをやってられねえんだ!自分でやることをやらないと、
 そんなバカを教えられる教師なんてどこにもいない。
 バカのまんまでいたいなら、俺も高校からは面倒を見ないからな!このどアホウ!」
それを横で聞いていた横山が、『こりゃあ、毎日ここへ来させないとダメだ』と、
リョウヘイが毎日やる分の英語のプリントを作ったのだ。その分の給料など出ないのに。
横山は常々「河原先生の授業は安すぎる。もっと金を取るべきだ。それだけのことをやってます」
と言うのだが、自分だってそんな過労働(オーバーアチーブ)をやっている。
リョウヘイは土・日もやって来た。昨日そのプリントをうらやましげに覗いたのは・・・ヒロシだ。
ヒロシはあまりに遅刻するので横山の逆鱗に触れ、半年ほど前に英語を首になっている。
横山が声をかける。
「何だ?ヒロシ。お前もやりたいのか?」
「はい・・・はい、やらせてください・・・」
顔つきも声も、態度も以前のヒロシではない。思い切って英語を首にした甲斐があった。
「リョウヘイ、このプリント間違いが多すぎ。こことここをやり直せ!」
「けど、惜しいミスやろ?」
「惜しいも何も、こんなもの、間違っちゃあダメ!だいたい夜じゃあなくて、昼間に来てやれよ」
「昼間は・・・色々忙しいねん」

まだまだ「甘い」ね、横山さんも。私なら
「どうせ悪仲間と遊んでるだけだろうが!いいから昼間に来てやれ!なめんな、おどれ!」
って、怒鳴ってやるのに。
教育現場は、どこでも大変なのである。

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