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反転授業

たいていの場合勉強は、授業で基礎事項を教わり、家で発展問題をやってきた。
それを反転させるという新聞記事が目立ち始めている。
家でビデオやスマホで基礎事項を見て理解し、授業では発展問題をやるのだという。
アメリカなんかで一定の成績を上げ、日本の小学校や大学でもやり始めたところもあるらしい。
教師は面倒くさい基礎の説明をしなくていいから時間を節約でき、どんどん発展させることが出来る。
なるほど、素晴らしい・・・授業が「知識の伝搬」だけならね。
それをやるのは年齢や教科にもよると思う。
京都大学で反転授業をやればかなり成功するだろう。学生はほぼ大人だし、十分賢いし、真面目だし、
「ビデオで基礎を理解して来い」と言うだけで見てくるだろう。
しかし小学生や中学生が見てくるだろうか?見やしないね、宿題もやってこないのに。
それに大学生以上と高校生以下では、授業の意味合いが違う。
大学生以上は大人扱いでいいから、自分で知識を吸収させればいい。
けれど高校生以下は、そういう大人にするために授業がある。
知識さえ伝えれば大人になるのではない。授業で関わる、知識以外の「何か」が子供を大人にするのだ。
授業中にふざけたり、宿題をやってこなくてこっぴどく叱られること。
懸命に取り組んでたまたまうまく行き、すごく褒められること。失敗して共に泣くこと・・・
そういう何でもなくて、よくわからないことが、子供を大人に育てていく。
それはとてつもなく面倒で、時間がかかるが、そういうことでしか子供を育てることはできない。
確かにアメリカみたいに広くて、中学へ行くのに飛行機で行くようなとこなら、ビデオも有効だろう。
しかしその子を育てるのは飛行機で学校へ行く、その行為自体の中にある。
良くも悪くもアメリカあたりでは「知識の伝搬」だけを重視する傾向が強い。
けれどアメリカ人と日本人を比べるとどうだい?
日本人の方が「田舎者」だろうが、「大人度」は上だと思うけどね。
反転授業は「成長の時期」を見て、導入したほうがいい。

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