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鍛えの途中

中3の新年初授業。こちらもようやく顔が引き締まってきましたよ。
中学生はまだガキだから、大人の方向へ育てていくのは大変。・・・年々大変さが増すみたいだ。
どうしてかな?単に私が歳を取って頑固さが増したからかな?甘やかす親が増えたのかな?
「運転しなくていい自動車」が象徴するように、「何もしなくていい世の中」になったからかな?
理由などどうでもいいが、自分の将来を考えもしようとしない15歳は、散々叱った。
それはもう、私とこのクラスの対決であり、戦いそのものだった。その戦いに、教師は負けてはならない。
時には生徒を力ずくでねじ伏せなくてはならない時もある。
それは「暴力」だからいけない?あくまで言葉で優しく説得しろ?そんなことは何度もやったさ。
そんな事を言う人は現場を全く知らないか、言葉だけでお茶を濁す無責任な人だね。
最初から方向性のいい子もいるよ。けどそれは圧倒的に少数だ。
面白がって万引きを繰り返すガキなんざ昔からいる。私もガキの頃にやったことがある。
「方向性」などまだわからない時期だから、大人を、学校を、教師をなめてる奴もたくさんいる。
「お前の方向は間違っている。そっちじゃない!こっちを向け!」
髪を逆立て、目を吊り上げ、歯をむき出して、胸倉つかんで張り倒してやらなければならない時もあるんだ。
力が弱過ぎて、声にならない、自分でも気付かない泣き声を上げ続けている子もいる。
そういう子はきちんと保護してやらねばならないが、保護だけでは甘えるばかりで育たない場合もある。
そういう子もある程度育てば、きちんとお尻を叩いてやらなければならない。
どの種類の子も、このクラスにはいた。
どの子も少々叩いても死なない程度までに育て、年末にかけては猛烈に叩きまくった。
方向性「だけ」がよかったユウイチは、まだ内申では評価されていないが、
その数学力、理解力はすでに京都のトップクラスにいるだろう。
中2の頃に「ゴタ」を起こして散々叩かれて目を覚ましたケイジだが、なかなか成果は出なかった。
「なめとんか?」「まだまだ甘いわ!」私に怒鳴られ、愚直に進むしかなかった。
はて?昨日の授業で、少し解答スピードが増している。しかも・・・正確さも。
ようやく・・・ようやく「学びの尻尾」を捕まえようとしているようだ。
本当にはユウイチも含めてクラス全員、ケイジと同じようなところまで登ってきている。
まだ目立ってもいないけれど、学びの力は育って来たと思う。
その力を思い切り伸ばすのは高校からになる。まだまだ旅の途中だ。
どの子も高校で「よいモデルケース」となる生徒になりましたよ。この子達を取ると、高校の方が得しますよ。
進んだ高校でさらに、自分の世界を広げてゆくことだろう。

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