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入塾の期限

昨日は冬期講習の後に高2の補講があった。中3・高3を毎日見ているので、ずいぶん久しぶりな感じ。
定積分と面積の理論を導入していく。莵道はもう数Ⅱを終えていて、ずいぶん速い。
嵯峨野はまだ積分にも入っていない。莵道は毎年このあたりから速いんだよね。
そりゃあ生徒は・・・バタバタと討ち死にしていきますよ。せめてうちの生徒は何とかしないと。
ユウカ・ミオ・ミユはすっかり安定した。
ミオとミユは看護科志望なので数Ⅲは取らず、センターの英・国・理・社に集中させる。
しかしここまで数学力を高めると、学校の授業だけで数Ⅲもそこそこ理解はできるだろう。
数Ⅲを取るのは真子・ユウカ・カイ・タイスケの4人。
それぞれの志望を考えると、ギリギリの鍛えが必要だ。何とかするしかない。
タイスケともう一人のミオは、ちょうど1年前にやってきた。タイミングがよかった。
このクラスは高校からの子が多く、数学の基礎を作るのに時間がかかり、進行が遅れていた。
ちょうど数Ⅱに切り替わるときであり、そこからなら受け入れることが出来た。
二人とも最初の1ヶ月は黒板の前に突っ立っていただけですよ。何も出来なかった。
数学とはどういうものか、どういう方向を見なければならないのか、何をしなくてはならないのか、
そういうことが何もわからなかった。ただ公式を暗記することが数学だった。
2次関数の形は覚えても、その意味を知らないから、数学を触ることが出来ない。
それを立て直していくのは並大抵の作業ではないですよ。
一般の人は「うまい教え方」や「よい問題」や「神の一言」を求めるけれど、それではダメだ。
一つのテーマに生徒と教師が共に格闘し、どこを見なければならないのか、
生徒のどこを鍛え、どこをどのように直すのか、そのつど修正していく。
それはもう、うんざりするほど時間がかかり、しかも今すぐに何らかの結果が出るものでもない。
「シュタイナーの生徒は皆、数学が出来るようになる」
だからそれは「自分で勉強できるようになる」からですよ。私の授業がうまいわけじゃあない。
自分で勉強できるようにするには、どこを鍛えなければならないのか、どの方向を見させるのか、
私が格闘しているのはそこだ。すべての問題を私が解いて見せても、何もならない。
ちょうどタイスケの時のように、高1に入塾希望がある。
しかし・・・今年の高1は「中学上がり」の子が多く、ガンガン痛めつけ、進めることが出来た。
すでに数Ⅱの最初、「数論」が終わろうとしている。去年よりかなり速い。
今の10人にもこれから先まだまだ手がかかり、もう他の生徒に手をかける余裕がない。
申し訳ないけど今の高1はもう受け入れることはできませんね。責任が持てない。
受け入れられるのは現時点で3人の新小6、5人の新中1と、未知数の新高1だけ。
責任の重さを昔以上に感じてしまうので、もうこのままでもいい。
中1が5人でもいいし、何人か上がるであろう高1も、まったく増えなくてもいい。
「○○大学へ入るための授業」など、よその塾でやればいいんだ。
どの方向を見るのか、今の自分は何をやるべきで、何が出来るのか・・・
そういうものだけを求める教室であり続けたい。

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