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母親の至福の時

月曜は康太の大学の講義がない。取るものがなかったようだ。昼前に女房から電話が。
「お昼、どこかで食べておいて」
“また”康太の運転でドライブに行くらしい。この間は比叡山の頂上まで行って来たようだ。
・・・いいけどね・・・しかし康太もよくやるわ。
私が康太の立場だったら、助手席に「母ちゃん」は乗せないけどね。
サークルとかバイト先の「選りすぐりの美人女子大生」を誘いますよ。
「新型プリウスでドライブ行かへん?」って誘えば、大学をさぼっても来てくれる女子大生もいそうだ。
何も母ちゃんを乗せなくてもねえ・・・確かに我が家の親子は仲がいいのかもしれない。
仕方なく「いなばのとんかつ」を食ってくると、町並みの交差点で声をかけられ振り返ると、
3歳の息子を連れたリサがいた。パンを買って来た帰り道らしい。
同じ方向へ帰るので歩きながら話す。
「最近ヒロキ(旦那)の実家で親と同居するようになったんです。マンションは4年で終わり」
「経費節約か?ヒロキは市役所の公務員だからなあ」」
「そう!飢えはしないし、潰れもしないけど、全然お金もたまらない。それで同居」
「リサの実家も近所だから、サザエさんみたいにリサの実家へ行けば、リサは気楽だけどな」
「それが一番いいけど、ヒロキが家でしゃべれなくなりますよ。これで十分。
 高校や大学時代は家からなるべく離れたかったけど、今は逆。絶対離れたくない」
「“おばさん”になった証拠だな。そりゃ親と同居はわずらわしさもあるけど、
 一番楽だし、何と言っても親は嬉しいだろう?」
子供が全部巣立ってしまって老夫婦二人のところへ、子供や孫が来てくれたら、親は嬉しいに違いない。
康太も院まで行ってもあと4年で卒業。どこへ就職するにせよ、家にはいなくなるだろう。
助手席に母ちゃんを乗せて至福の気分にさせるのも、たぶんいいことだと思う。

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