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冬期講習の意味

年内の平常授業は今週でおしまい。中・高の1年・2年は冬休みに入る。
2週間はクリスマスやお正月を楽しむがいい。1月6日から授業の再開だ。
特に小6は今日の授業でおしまい。1月・2月は授業はなく、3月から中1になる。
今年の小6は3人だけだったけど、算数と国語はずいぶん整理されましたよ。
京教中の入試問題くらいならほとんど解けるようになった。中学の準備としてはもう十分。
そうやって平常授業で鍛え上げて来たという「その上で」、中3・高3は冬期講習がある。
中3は日程的にギリギリで、入試問題研究をまだ一度もやっていない。
「入試問題慣れ」って、あるんですよ。いくつか過去問をやると、
「なるほど、こういう風に問われるのか」ってね。得点の取り方もわかって来る。
平常でも1月半ばにはそれをやるけど、すでに私立入試の1ヶ月前。
かなり焦ってしまうから冬休みに「まずは見ておこうか」という意味だ。
量を増やすだけだから「必要がない」生徒は受講しなくてもいいのだけど、
中3ではそういう生徒は基本的にいない。
受験の得点だけでなく、ここで「総合的な」数学をまとめておくことは、「高校入学後」の力になってくれる。
そういうことをやっておくのは、本当には、どの中3にも必要だ。
中3はまだまだ「ヒヨコ」だから必要だが、高3になると話は違う。
もう十分に鍛え上がった子には「もう数学はいいから、国語をやれ」とか、「理科・社会を全力で」など、
総合力を見なければならない。
今年は「センター対策」をほとんどしてこなかったので、「マークの練習」と、
60分という時間を身体に刻む練習くらいだ。しかし問題がある。やる問題がない。
各予備校が出す問題集が、もう「数学力」を問うているとはとても思えない。
予備校の「問題作成スタッフ」が、「もう、問題のネタがない」というのが聞こえてきそうだ。
だから生徒によってはマークの練習は自分でやらせ、2次問題を増やす子もいるし、
ミヤビなど専門学校を受ける子は数Ⅰ・Aだけマークをやらせ、あとは文系の2次問題をやる。
その方が本番の力になると思うからだ。
うちの冬期講習はそういう「平常授業の上で」が前提だから、必要のない生徒もいるが、
平常授業も受けず「冬期講習だけ」と来られても、何もしてやることはできない。
その力も、どういう子かもわからない子に、たった5日間で何かできると思いますか?
焦る生徒や親は予備校や塾の冬期講習だけに飛び込むものだけど、金の無駄ですよ。
そんな短期には「あと、ここだけを」しか出来ません。それも普段から鍛えた上でね。
「予備校の有名講師の講座を聞きに行く」という生徒も昔はいたけど、
それで「力になった」という生徒は一人もいませんね。全部金の餌食になるだけ。
今週は平常授業を終えつつ、生徒一人一人の顔を思い浮かべながら、冬期講習の準備。
大量のプリントを用意しなくてはならない。「あと少しだけ・・・ここだけがまだ心配だ・・・」
そういう冬期講習なのである。

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