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ホッとするとき

高校の模擬テストは高2まで数学・国語・英語の3教科しかない。
だからその3教科ばかりに目が行くが、高2で重要なのは理科と社会だ。
模試にはないのだが高2終了時点で「偏差値60」あたりに引き上げておかないと、
「暗記教科だから」と後回しにすると、高3から頑張ってもなかなか得点にならない。
私は毎年高1には「まずは語学。国語と英語を頑張れ」といい、
高2には「この1年は理科と社会だ」と生徒を張り倒している。
まあ、数学はずっと、毎週張り倒しているのだけど。
高2の11月に初めて5教科が登場してくるのだが、真子は3ヶ月地理が出来ずボロボロだった。
同じ模試データが莵道でも返り始めたようで、ミオとミユが持って来た。
ミオは5教科7科目の英語を除いてすべてが偏差値60を越えていた。
英語はわずかに切っていたが「失点」というほどでもない。
「これは・・・」
やはり第1志望の府立医科大・看護科に、Aに迫るB判定が出ていた。過去最高得点。
数学は真子と同じ得点で校内8位、全部では22位。
「国立大を目指すなら、そうさな、莵道では20番が目安かな・・」
普段からそういう話をしていたが、その通りになった。
ミユは英語だけ「かつかつの50」ほどだったが、やはり60台をそろえた。校内30位。
特に莵道の地理は京都1で、高校の平均点も嵯峨野を10点上回っている。
二人ともこの夏ごろから数学の安定感が目立ち始めていた。
高1でやってきた頃はまったくわかってもおらず、不器用で、何度も張り倒してやったものだ。
二人の特徴は「適当に」勉強をこなすことが出来ないということだ。
きちんと正面を向き、コツコツとやることしか出来ない。
その「正面の向き方」が高校生には難しい。どれが正面なのかわからないからだ。
だから特に数学は懸命に勉強してるのに「結局何もわからなくなった」ということが多い。
それは特に女子に顕著だ。女の子って基本、高校では数学が出来なくなるでしょ?
女子ばかりの高2のクラス・・・大変ですよ。
「そっちじゃない!“ゴン!”」「こっちを向かんか“バシッ!”」
ミオなんか私と母ちゃんの二人から、散々どつきまわされて来たもんね。
ここへきて二人とも「本当の学び」のしっぽをつかんだと言えると思う。
顔つきもぐっと大人びてくる。本当に不思議なくらいに。
これならあと1年で思い切り伸ばせるだろう。
看護科志望の女子は莵道にもたくさんいるそうだが、府立医科大に受かるとすれば、
たぶんこの二人だけになるはずだ。
「やれやれ・・・・」
まだまだどつかねばならないが、その手ごたえに、少しだけホッとする時ではある。

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