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スポーツとのバランス その4

この10年ほどでどのスポーツでも、その用具はけた外れに進歩した。
卓球でも昔だと何年も鍛え込まれた選手にしか打てなかったボールを、今では小学生でも打つ。
技術指導も解明が進み、すぐに上達するようになった。
だから今ではちょっとしたクラブの小・中学生でも、オリンピッククラスの練習をしている。
おかげで陸上でも体操でも高校生がトップクラスになり、卓球でもこの2年は
高校生が日本チャンピオンだ。
それはそれでいいことかもしれないが、どの競技も世界レベルで見れば、レベルは低下しているように見える。
それよりも、何より、「下積み経験」が極端になくなっている。
昔の卓球では1年生は「玉拾い」ばかりさせられたが、今それをやらせたら
「ハラスメントだ」「いじめだ」と言われるかもしれない。
用具も技術指導も環境も良くなった。けれど・・・勘違いする親子も増えたと思う。
本田や長友は26歳でサッカーのプロだ。もう大人であり、サッカーは仕事でもある。
1年・365日サッカーばかりやるのは、それが仕事だから当然だ。
けれどそれと同じことを小・中学生にやらせようとする・・・・
技術指導は最高だが、その子の「人生」を考えた指導は・・まるでない。
競技で日本1・世界1になろうとするのは、肉体的にも精神的にも「異常」な世界だ。
その状態では日常生活は出来ないし、寿命も短くなる。
一般のスポーツは身体にいいけれど、チャンピオンを狙うスポーツは身体にも悪い。
プロ選手はすぐに故障やけがをするでしょ?そういうことをしてるんだもの。
小・中学時代は遊びも勉強も、幅広く、バランスを取って「下積み」をさせた方がいい。
将来何があっても対処でき、方向転換できるように育てた方がいい。
今のスポーツ界だと「落ちるとこまで落ちて」消えていく時期が早まりますよ。
チャンピオンスポーツは「1位・チャンピオン」しか認められない。
チャンピオンは一人だけ。そんなものを「すべて投げうって」子供にやらせようとは、私は思わない。
カンナやカリンは小3・小1から卓球を始めた。けれど「週1回」だけだった。
二人とも強くなり過ぎたが、カンナは今でもダンスの方が好きだし、勉強もそつなくこなしている。
カリンの卓球の才能はトップクラスと思うが、来年6年生からは教室で勉強もさせる。
それがうちの最後の6年生になる。その後はもう、小学生はやらない。
カリンが高3になって「大学で卓球をやって、日本1を取りたい」と言い出せば、
それはそうするがいい。けれどそれまでは「楽しく・長く続ける」方向にしたい。
そして、賢く育てたいものだ。
スポーツはチャンピオンなんぞにならなくていい。長く続ければいい。
私のような3流選手でも長くつづけたおかげで、多くの人と付き合わせてもらったし、
今では孫のような「美少女達」が一緒に遊んでくれる。
え?他にいますか?60前の「おっちゃん」で、小・中学の「美少女」と遊べる人が。
きちんとバランスよく続ければ、スポーツは、そんな人もうらやむ状況も作ってくれる。
皆に、そうあってもらいたい。

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