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スポーツとのバランス その2

女子バレーボール界で日本代表になりたければ、遅くとも高校卒業後に実業団入りしなくてはならない。
中田選手は中卒後だったし、他のすべての選手は高卒後に実業団入りしている。大林選手が言う。
「大学だと勉強も忙しいし、遊ぶことも多いし、とてもバレーは出来ません。
 女子バレーでは大学へ行くと言うことは、一線級をあきらめる、と言うことです」
ヨーコ・ゼッターランド選手は早稲田進学後も全日本の合宿に呼ばれたが、
はっきりと他の選手より動きも遅く、ついに日本代表にはなれなかった。
プロ野球だと大卒選手も活躍するが、バレーとは運動のはげしさが違うからか、それとも男女差によるものか、
私にはわからないが、女子バレーボール界ではそれが現実らしい。
卓球界では逆に、世界へ出ようと思うなら、大学へ行くしかなかった。
日大・早稲田・明治・中央・専修大・・・関東の大学へ行き、練習と経験を積み、
関東学生を制し、日本を制し、世界へ出ていくと言うのがセオリーだった。
試験で合格はしない。すべて「スポーツ推薦」だ。
スポーツ推薦をもらおうとすれば、最低条件はインターハイや国体への出場だ。
都道府県の予選を勝ち抜けなくてはならない。そうすると・・・
「お前、成績で4なんか取ってたら勝てへんで。オール2にせい」
女子バレーと同じで「勉強なんかしてたら勝てない」は、卓球界でも「常識」だった。
小さな頃から卓球ばかりをやり、勝てると楽しいからますます卓球ばかりをやり、勉強などする暇もない。
当然授業に出ても勉強にもならず、「大学へ行く」と言うのは「4年間在籍する」だけのことだ。
8年かけて何とか卒業するとか、例外を除けば、誰も卒業などしないと言っていい。
「卓球だけをしに行く」のだが、昔はそれでもよかったのだ。
旺文社にもあったが、昔は大手メーカーや企業にたくさんの卓球部があった。
卒業しなくても、そこそこ卓球が強くなれば、そういうところへ皆就職していった。
しかしそれは「強くなれば」だ。それは壮絶な競争でもあり、弱肉強食の世界であり、
ほとんどの者が「破れて不幸になる」ことなど、一般の人は、何も知らない。

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