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心地よい換気

昨日の木幡神社の祭りに真子は友達と出かけたが、康太は祭日であることも、祭りも忘れていた。
ガキの頃には手を引いて遊びに行ったものだが、高校生になると興味はないらしい。
高3の連中は祭りどころではない。授業もないのに朝からやって来る。
ユキは推薦入試直前。小論文の問題集にかかりきりだ。
ハイレベルな入試を目指すシュウヘイやケンタは夜の何時までいるのかもわからない。
去年のユウキみたいに「座り過ぎて、お尻の骨を骨折」なんてことにならねばいいが。
タイチも朝からやって来た。国立大学が現実味を帯びてきたので気合が入っているのだろう。
昼からはイツロウもいるし、何気に中1のコウタも勉強している。
結局休日はフリースペースも二階の教室も満員になっている。

教室に来ると「気合が入る」のも確かだろうが、すごく「心地よい」のが現実だ。
この教室は「OMソーラー」という装置で年中換気し続けている。
「換気装置?そんなんいるのかい?」
設計段階でウネが勧めたのだが、私にはその意味がわからなかった。
丸4年が経つが、「よくぞ入れておいたもの!」と今では思っている。
夏は「涼風運転」で、夜の冷えた空気を取り込み、朝まで換気している。
そして今から冬の間中は「ソーラー運転」で、太陽が温めた屋根の空気を縁の下へ取り込み、
基礎コンクリートを暖めながら夕方まで換気している。
今日のお昼で外気温は17度、屋根の空気の温度は63度、室温23度。
コンクリートは冷めにくく、夕方換気が終わっても、夜中まで室温は変わらない。
玲・暖房費は旧教室の「半額」。これは目に見えて助かっている。
しかし気付きにくいがもっとすごいのは、その換気の威力だ。
教室の中がとにかく爽やかだし、4年も経つのにいやな匂いが何もしない。
それどころか、まだうっすらと木の香りがする。
うちの玄関には大きな下駄箱がある。50足ほどは収められる。
真夏の中・高校生の靴・・・「どうなることか?」と恐かったのだが、何の匂いもこもらない。
これこそ毎日の換気の威力だろう。
そりゃあ生徒だけでなく、私だって家よりこの教室にいる方が心地いいくらいだもの。
昼ごはんのあと教室に戻ると、シュウヘイが昼寝している。
私もよく昼寝する。暖かくて、空気が気持ちいい。
OMソーラー・・・目に見えない、この教室の自慢の装置だ。

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