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最終クール

土曜に三条まで「風立ちぬ」を見て来た。女房と真子と私の3人。
康太はすでに以前見ていたので、そのあとのランチに合流する。
映画は・・・素晴らしかったが、今の若い世代に「時代背景」が理解できるだろうか?
関東大震災では地震そのものより、火事での被害がすさまじかった。
ナオコの「結核」は当時「不治の病」であり、あのように外で寝て治療したのか。
二郎に会いたくて病院を抜け出し、駅で再会する。
「帰らなくていい。ここで暮らそう。結婚しよう」
先輩の家で二人だけの結婚式。とんでもない名シーンだが、あまりにも淡々と描かれている。
二郎が憲兵に引っ張られそうになるが、先輩達がかくまう。
「捕まったやつらのたいていに、理由などない」
先輩のその一言で終わるが、もう少し時代背景の説明があってもよかったのではないか?
資材もなく後進国の日本で二郎はゼロ戦を創り上げる。
「スピードは・・計測不能。速すぎます。もう一度計算します」
ゼロ戦は当時、その速さと旋回能力は世界一で、世界を震撼させたはずだ。
もう少し・・・もう少しドラマチックに描いてもよかったのでは?
内容の「ものすごさ」を十分には描き切れていないと思うが、
淡々と生き抜いて行く二郎とナオコ、他の人々の姿に、私のようなおじさんは、泣かされた。
女房はテレビだと何でもかんでも録画するくせに、映画館では寝てしまうという特技があり、
「お金がもったいない」と映画はあまり見ないのだが、ついに寝なかった。
真子のような若い世代でも感動があったようで、しっかりとパンフレットを買った。
映画の後は京極通と寺町通りをぶらつき、康太と合流し、ランチ。
日曜に再入院し、今頃は最後の化学治療に入っている。
3週間の治療だが、しんどいのは正味2週間。吐き気や胃もたれがすさまじい。
真子も家族も十分すぎるほどうんざりしているが、その後は回復するばかりだ。
結核で入院していたナオコの気持ちが「よくわかる」だけに、真子も辛抱できる。
私も今日から後期授業の開始。
勘が戻るまで1週間はかかるが、勘が戻る頃、真子も復帰する。

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