FC2ブログ

7年前の私へ

初期の頃の日記を読んでみた。
2003年の6月から書いているから、もう丸7年が過ぎている。
読んでみると感情がむき出しであり、確かに面白いのだが、
白黒をはっきりし過ぎているし、数学に偏り過ぎてもいる。
ま、これだけはっきりしている方が、読む人はすっきりするのかも知れない。
7年前の私に、今の私なら何を言ってやろうか?
いや、よく頑張ってるし、特に言うこともないのだけれど・・・やはり「若いね」だろうか。
すぐに世の中に腹を立てている。本当には今でも私は短気なのだけど、昔ほどには腹が立たない。
塾産業の「資格取りの最短距離」を行こうとする「パターン暗記」も昔は腹を立てたが、
今では「やりたかったら、どうぞ勝手に」と思ってしまう。
だって基本的にはうちの生徒の方が賢くなるもの。
教育の本質も考えずに「言葉だけ巧みに、やった気にだけなる」でいいのなら「どうぞご勝手に」だ。

数学に偏り過ぎるのも、どうだかね?
昔から生徒のバランスには気を使っていたつもりだけど、
「何としても数学で、もう少しこの子を賢くしてやろう」という思いが勝ち過ぎている。
今年の高3は思い切って数学を減らさせた。その分語学や理科・社会に時間を使わせた。
「思い通りに数学の点が取れない」生徒もいるが、それはすぐに修正できるし、
大半の生徒は確実にバランスが良くなっている。
7年前ならひょっとすると半数ほどが私立大に切り替えていたかもしれない。
一つ悔いがあるとすれば、今の1・2年のように、早くから京大の国語をやらせておけばよかった。
よい文章をたくさん読んでいれば、さらにこの子達の理解力の助けになったであろうに。

高2は間もなく数Bが終わる。今までだとすぐに「センター数学」を始めていたが、今年は違う。
国立や私立の文系の数学をしばらくやらせる。
文系の数学は2年生の内容までだから一応知っているし、良質な問題は視野を広げてくれる。
「公式に数字を入れて」では太刀打ちできないからだ。
「蓮比の問題は、とりあえず比の値を文字にして変形するんだろ?」
昨日の授業でユキ・タイチ・コウヘイの3人ともが「あ!!」
忘れていた「セオリー」も思い出せるだろう。
今やらせている「理系の国語7年分」が終われば「文系の国語」に切り替える。
それを聞いたトモキがいたく感心している。
「今は“よけいな勉強”だと思うかもしれないけど、大学後半や院へ行く頃に、
 それがどれほど大切で、必要な勉強かが心底わかりますよ・・・」

この教室を卒業後に必要となる学びを持たせておきたい。
7年前の私もそう思ってはいたが、今の私の方が遥かにその思いは強く、具体的になっている。
数学の質も少しはレベルアップしているのだろう。「群数列」の説明と練習の仕方では、
「学校ではそこがまるでわからんかった」とユウカが言うし、康太は
「学校では2時限で終わったけど、クラスの皆が“群が何か”もわかっとらん・・・」
昔なら教師に腹を立てたが、その大変さを知るに付け、腹も立たなくなった。

今日のお昼にモモへ行って「京大文系7年分」の赤本を買ってきた。
国語も数学も、準備は万端だ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR