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卒業生

うちの教室は卒業生の出入りも多い。
日曜にはコウヤが帰ってきて、ウネ・マニワと、40のおっさん達と楽しく飲んだ。
建築・公務員・魚屋の中堅でバリバリ働いているやつらの話とは、
テレビなら「ガオー」が入るような話ばかりで最高に面白いのだが、それは次の機会に書こう。
昨日はひょっこりとキョウスケが現れた。京都工芸繊維大の4年生で、
康太が高2の時に1年間、物理を担当してもらったやつだ。
莵道高校の先輩でもあり、入試では前期で京大に失敗し、後期で工繊代を受けたのだが、
合格発表には自分の番号がなく、すぐに大学から電話があり、「補欠繰り上げ」で合格したものだ。
「これを真子ちゃんに」と、お見舞いのフルーツを持ってきてくれた。
真子には、たくさんの人から、たくさんのお見舞いをいただいた。
ありがたいねえ・・・本当にありがとう。おかげで真子はもうすぐ復帰しますよ。
「それと、先生・・・大学院の発表があって、京都大学に合格しました」
「な・・なんだてえ~!それはすごい・・・」
補欠で工繊大に合格したやつがねえ・・・よく頑張って勉強したのだろう。
「この教室で学んだ向き合い方・学び方が、大いに役に立ちました」
嬉しいことを言ってくれる・・・いやいや、キョウスケの努力あってこそだ。
3年生になって色々と実験や研究をするようになり、京都大学の機械を借りたりすると、
自分の大学より明らかに機械の数も多く、その性能もいい。
国から落ちている金もケタが違うが、企業やメーカーからの支援・援助がまるで違う。
「これは・・・院では、何としても京大に行こう」と頑張ったのだと言う。
だから京大の大学院にどのような研究室があり、どれほどの倍率になるのか、
康太達のようにその中にいる学生よりも研究をする。
今の京大大学院は基本的に他大学からは「狭き門」のようだ。ほとんどは入れない。
しかし中には京大生に人気がなく、他大学の学生ばかりが入り、競争率も1倍ほどのところもあると言う。
名もなき私立大や高等専門学校から「京大の院に合格した」というのは、
そのほとんどがそう言う研究室に行くらしい。
キョウスケもそれなら合格しやすかったが、行きたいところはそこではなく、
「ソーラーパネルによる宇宙からのエネルギー転送」か、「放射線による癌治療」の研究室で、
ほとんど他大学からは合格できないところに合格したらしい。
そう言う「大学院事情」はキョウスケの後輩ケンタも詳しく、康太なんかまだほとんど知らない。
すごいねえ、やっぱりうちの卒業生はよく勉強するねえ・・・おめでとう、キョウスケ。

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