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笑顔になれれば

カリンがお姉さん達に混じって、何とも楽しそうにダブルスの試合をしている。
すごいボールを入れても、ミスをしても、とってもいい笑顔だ・・・・
この夏の黄檗中・卓球部女子は快進撃だった。
山城大会シングルスでは2年のマイコが2位、同じく2年のマヤと1年のカンナが3位。
ベスト4に3人が入るのだから、団体戦でも強豪男山第二を下して優勝。
京都大会ではシングルスはマヤがベスト8、マイコとカンナがベスト16だったが、
団体では総合力に優れ、決勝で古豪音羽中学を激戦で下し優勝。
全国大会をかけた近畿大会では予選リーグの兵庫代表、奈良代表に、
それぞれ3-1、3-2で敗れ、ついに快進撃は止まった。
けれどまだ3年生のいない中学だ。この子達には「良い経験」だけが残った。
近畿レベルを対戦を通して、肌で感じたのが大きい。敗れたとはいえ、通用することがわかった。
「もっと練習して、来年は全国に行こうね」
マヤが皆に言う。それはもう夢ではない。現実味を帯びた言葉だ。
皆同じ頃に、前・宇治小の体育館に現れた。一番年下のカリンが小1の冬。
カリンは今小5だから、どの子も3年半見てきている。ずいぶん強くなったものだ。
マイコとカリンはそれぞれの学年で京都3位。マヤとカンナはベスト8ほどか。
同等の選手達は例外なく、町の卓球クラブで365日練習しているのに対し、
この子達は週に1度私の指導を受けるが、小学生の内は週に2日の練習だけだ。
今の小・中学生の卓球は「町のクラブ対抗」となっている。
音羽中学だと「グリーン・ネット」と「一球」というクラブ。京都市内だと「タサカ」と「スイトピア」。
京都北部では「キサラギ」「フクタク」と「一条クラブ」。たいていそれらのクラブに所属している。
黄檗中のメンバーだけがどこにも所属していない。
週に一度だけ私が「多球練習」をしてやるだけだが、他クラブとほぼ同等の強さになった。
強さは変わらないが、精神面では大きく異なると思う。
365日毎日やれば、それはもう「仕事」と同じことだ。
クラブからも親からも「勝つこと」を求められるようになる。かなり「きつく」なるだろう。
その点カリンなんかは週に2日だけだから、楽しいだけだ。
私の多球練習に「足がプルプルする~」とか、カンナは「心拍数が上がる~」とかも言うけれど、
ボールが自在に操れるようになるにつれ、そういう練習すら楽しい。
それは数学でも、まったく同じことが言える。
やはり週1だが、足がプルプルしたり、心拍数の上がるような数学もやらせる。
それで数式や理論が自在に操れるようになれば、カリンのような笑顔で数学が出来る。
実際に学年が上がるほどにうちの生徒達は、いかにも楽しそうに数学をやりますよ。
この夏授業はいつもよりさらに厳しい「多球練習」だ。
これを乗り切ればどの子も、もっと数学の楽しさがわかるようになるだろう。

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