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ゴツゴツと育てる

中1は文字式の演算を、中2は直線の式を連日行っている。
少しずつ「新たなこと」も加えていくが、大半は復習であり、角度を変えて見ているだけだ。
様々な角度から、
「文字式のさわり方とは?その約束とは?直線の式って、どういうものなんだ?」
そんなことの繰り返しをしている。それを連日行うと・・・・
中1って「正負の数の足し算・引き算」が苦手なものだ。なかなかわからない子もいる。
それが・・・見事なくらいに直って行く。アリサやアユなんかが典型だ。
文字式でも係数で足し算・引き算は何度もやるからね。
これがいつまでも「正負の数」の中だけでやっていても、ここまですぐにはよくならない。
不思議だが、文字式の約束という「新たなこと」の中でやると、すぐによくなる。
後は教師の「さじ加減」だ。
『ふむふむ・・・乗除は8割がたわかったようだ。では応用に進もう。
 ・・・応用も7割ほどわかったかな・・・では、最後に分数式だ・・・』
生徒の様子を観察し、適度なタイミングで切り替えていく。
こなせない量やスピードではダメだが、そうかと言って、ぐずぐずしてもいけない。
最近では皆が忘れているようだけど、教師の仕事って、そういうタイミングを見ることですよ。
そういうことがビデオの向こうから、やれるものならやってみろ!ってんだ。
教師の仕事って「解説すること」なんて思ってるから、「それならビデオでも」となるんでしょ?
まあ、「入試問題だけ」ならそれもできるけど、教育とは、それじゃない。
予習で何度もシュミレーションし、授業中に細かく軌道修正し、怒鳴りつけて・・・
それでようやく少し育つ。また何度も繰り返す・・・・そりゃあ、賢くなってきますよ。
そうやって育ててきた子を見て世間は、
「うちに子は“ビデオ塾”に毎月10万円も支払ってるのに、少しも賢くならない。
 どうせシュタイナーの生徒は“初めから出来る子”達に違いない」
なんて言うんでしょ?やってることが違う。懸命に育ててるんですよ。
昼飯の弁当に『かじりつき』ながら横山に聞く。
「ヒナの英語はどうですか?ユキタカは?タクミは?カズマは?
 え?この子の英語はなかなかにいい?よかったあ~、数学はまだ時間がかかりますよ。
 え?この子の英語はダメ?・・・数学をもっと鍛えなくては・・・」
教師は血と汗と、涙の中で、ドロドロになってますよ。それが、教師だ。

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