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健康で、長生き

長野在住の「昆虫の写真家」藤井さんご夫婦が、突然教室に来てくださった。びっくりした。
去年脳梗塞で倒れられ、「会いに行こう」と思いつつ、それが果たせなかった。
今年80歳。杖をついておられるが、かなり身軽に動いておられる。
「島根県松江の知り合いで、昔の若者・・・もう60だけどね、その子が
 “松江で写真展をやってほしい”と言うので、打ち合わせに行って来たんだ。
 9月には出来るかな?長野までのんびり帰る途中だから、ちょっと顔を見に来たよ」
いいや・・・真子の病気のことを聞き、私が落ち込んでいないか見舞いに来てくださったのだ。
何十年も昆虫の観察をして来られたせいか、藤井さんはちょっとしたことの中に
「おかしさ・面白さ」を発見する名人だ。その様子を話しながら、いかにも楽しそうに笑う。
藤井さんの笑顔と笑い声が好きだ。何のよどみも、屈託もなく笑われる。
人の話もよく聞かれる。真子の経緯も真剣に聞いてくださり、アドバイスもいただいた。
穏やかな人なのに、怒るときには怒る。
かつて「いい加減なイベント」を「いい加減」にやろうとした県会議員に灰皿を投げつけたこともある。
私利私欲で怒られることはない。「自然の道」に反したことに、烈火のごとく怒られる。
その自然さ、素朴さに、多くの仲間が藤井さんの周りに集う。
今回松江まで車を運転されたのは佐々木さん。確か長野で一度お会いした。
イベントの「テント張り」の仕事で全国を渡り歩き、風景を絵にする画家でもある。
長らく安曇野で一番高い山のてっぺんに住んでおられたが、水道は通っておらず、
水を運び上げるのが無理になって、平野部に降りて来られた人だ。
自宅に藤井さんと行ったときに、「絵が売れて、食えないかなあ」と言われていたが、
絵と言うのはその画家が死んだ後でないと高値にならないし、売れない。
ピカソでも誰でも生前は貧乏だった。これは・・・仕方ないねえ・・・
佐々木さんも、農夫の鈴木さんも、大工の吉良さんも、それぞれの仕事は大変で、
金銭的にはいつも「かつかつ」なのに、平然と生きている。
「だって、生きるって、そういうものじゃないの?」
そういう人たちが好きだ。藤井さんの周りに集う人は、そういう人ばかりだ。
生きることが大変なのは「普通」のことであり、その中で些細でも楽しみを見つけ、
集い、酒を酌み交わし、語り合う。楽しみは必ず皆で分け合う。
私が秋に、わずかばかりの漬物を藤井さんに贈ると、すぐに「集合」がかかり、
皆でそれをつまみに酒を飲む。・・・いい、素晴らしくいい・・・その中にいたいな。
あと3年で60歳になったら、私も長野へ移り住んで、その中へはいろうか。
仕事は鈴木さんの弟子になって、野菜や米を作り、酒蔵の従業員として働こうか?
真子は5日連続投薬の4日目。
吐き気対策は万全で、ご飯は食べられているが、やはり疲労は積み重なるようだ。
昨日はお昼ごはんを平らげた後、すぐに寝てしまった。
様子を見ているだけでもまだ辛いが、もう少しの辛抱だ。
退院して元気が戻ったら、長野へ遊びに行こうか?
鈴木さんの「農作業小屋」という「大邸宅」に泊まれば宿泊代はかからない。
娘さんが大好きな「生やつはし」でも持って行けば、歓迎されるだろう。
そう考えるだけで元気になれる。長野の人たち、ありがとう・・・・・

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