FC2ブログ

風に立つライオン

アフリカで治療活動を続ける医師に感動し、さだまさしが作った曲だ。
最近こればかり聴いている。
「この偉大な自然の中で病と向かい合えば、神様について、人について考えるものですね。
 やはり僕達の国は残念だけれど何か、大切なところで道を間違ったようですね」

真子がこれほどの大病をすると、やはり家族全員が、そういうことを考えるものですよ。
何故に学ぶのか、何故に生きるのか、どう生きて行けばいいのか・・・・
意識する、しないに関わらず、真子も病院のベッドの上でそういうことを感じ、考えているだろう。
私も30年ほどの間生徒を見つめながら、生徒と共にそういうことを考え続けている。
答えは出ないけれど、生きることについての人生観が変わることは確かですよ。
真子の「生きることについて」の考え方は、きっと、より強くなる。
自分の人生を生き延びるための、切り開いていくための学びに、より向かうようになるだろう。

「診療所に集まる人は病気だけれど、少なくとも心は僕より健康なのですよ。
 日本を捨てたわけではなく、僕は現在(いま)を生きることに思い上がりたくないのです。
 空を切り裂いて落下する滝のように、僕はよどみない命を生きたい。
 僕は風に向かって立つライオンでありたい」

どこかに合格するためではなく、必要最低限の点を取るためではなく、
やたらと何かに癒しを頼るのではなく、ひたすら楽ばかりを求めるのではなく・・・・
今の日本は生きること自体に思い上がっているように見える。ガキも、大人も。
私は家族にも、生徒やその親にも、よどみない命を生きてもらいたい。
そのための学びに向かわせたい。
真子は前回は左手だったが、今回は右手に点滴の針を通した。
真子の血管が細く、何度も失敗されるので、腕が青あざだらけになっている。
今回は右手の手の甲に刺しているから、箸も持てず苦労は多い。
しかし前回の経験から吐き気が少なくて済むように、予防の薬を飲ませてもらっている。
5日間は基本2種類の抗がん剤を投与されるが、今日だけは3種類だ。
前後10時間の水の点滴で、薬を全身に回し、すぐに排出するようにしている。
長く体内にとどめると、身体の方がまいってしまうからだ。それでもかなりのダメージは蓄積される。
けれどその先には、必ず「完治」がある。
せめて心は健康であるように、今日も声をかけてこよう。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR