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国語を鍛える

今のうちの高3が2年半前に高1をスタートさせた時・・・力は弱かったよねえ。
中学からの持ち上がりは8人で、数学こそ整っていたが、まだ力は弱かった。
高1からやって来たのは5人。
トモヒサは数学が得意だと言っていたが「我流の塊」だったし、
マミ・タイチ・ケンタ・コウヘイの数学力なんて、限りなく「ゼロ」に近かったよ。
この子たち自身「数学で大学へ行ける」とは思っていなかったはずだ。
「その数学で、よくもまあ高校へ入れたな?」「ホントにそう思います」
そんなことを言っていたくらいだから、大学なんて、まったく先が見えなかった。
コツコツと数学の本質に学び、その思考力を積み上げた2年半。
気がつくと信じられないことが起こっている。
13人全員が京都の国・公立大学に「C判定以上」を出してきたのだ。
京大、府立医科大、府立大、工芸繊維大、教育大、京都にはこの五つがある。
「確実合格 A」は唯一の文系ユキ。と言ってもユキは保険師になりたいから看護科。
「半理科系」だから私もビビったが、頑張って数学も鍛えましたよ。
「ほぼ合格 B」にはケンタ・タイチ・ヒロユキ・シュウジ・シュウヘイなどなど。
きっとこの子たちも「初めから出来たに違いない」って言われるんだよ。
数学の「出来なさ」を自覚していたのはケンタだし、タイチに至っては中学時代の塾教師から
「このバカが受かる公立高校なんて、どこにもありませんな」
って言われて、母ちゃん、悔し泣きしてたんだからね!本当の話だからね!
後の半数ほどが「ボーダーライン C」だけど、どの子もタイチと似たようなスタートだからね。
「さすがに無理だろう」と思っていたコウヘイの「C」を見た時はびっくりしたもの。

BとCを分けているのははっきりしている。国語と英語・・・語学だ。
イツロウやトモヒサが典型だね。どちらも数学は「トップ」だけど、語学で点にならない。
マミも英語はいいけど国語と社会がダメ。だからCになってしまう。
今思うと、少し早くから「国語の強化」をやっておけばよかった。
今年から高1と高2には「京大理系の国語」をやらせている。内容が素晴らしい。
「書き言葉について」「玩具のシンボル価値」「演劇的知について」「審議の難しさ」
・・・そんなタイトルの本、今時の高校生が読む?絶対に読まないね。
だからそういう文章に「慣れない」し、読解力もつかない。
ところが読ませてみると・・・高2には大好評だ。
読んでみると内容が面白いし、感心してうなってしまう。言っていることもわかる。
設問はすべて記述だが、これもいい。
「なぜ作者はそう言うのか」・・とにかく書いてみる。その作業が大きいのだ。
これがマーク式だと「5個から一つ選べ」だから正解が「書いてある」
「正解を選ぶ」のと「正解を書く」では大違いだ。
しかも解説がとても詳しくて、解説だけ読んでも楽しい。
「どうかね?理系諸君。少し難しかったかもしれないが、頑張って正解を書けるようにしてくれたまえ」
アハハ、この解説者、センスがいい。
高1には難し過ぎるかもしれないが、こういう文章に今から触れることが大切だ。
点取りだとか、文法ではなく、「その心を読み解くキーワードは何か?」を考える。
うまくすれば「人生観」まで創り上げるかもしれない。
そう言う国語力は何より、数学力も格段に底上げしてくれるものだ。
そう聞くだけでナナセやヒロコの目が輝いたものだ。
これから高校生にはこの国語を、ずっとやらせることにしよう。
もちろんその資料は無料だ。その代りやらない奴は入学させないことにしよう。うん、それがいい!
時々マミがその国語をコピーしている。
他の高3にも「好きなだけコピーして、やっておけ」とは言ってあるけど、
はたしてどこまでやってるだろうか?
毎日遅くまでここで勉強してはいるけれど・・・。

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いつも ありがとうございます~!

私の実家はそろばん塾をしてるんですが、ゴリは実家にお泊まりしても、「おばあちゃん、お仕事がんばってきてね~。ゆきちゃんはお利口にお留守番してるから~。」と言ってそろばんをしなかったらしいのです。そろばんでしか計算のできない私は、頭で計算するというやり方が全くわからないので、算数で困っていました。ずっと指をかぞえてたくらいの小学校時代は「算数苦手!」でした。それがどうでしょう~!塾ではビリっけつで凹んでますが、学校ではクラスで1番~3番には必ず入ってくるようになりました!それが自信となって今も受験勉強にがんばれています。
 早く推薦で受かってくれればいいんですが・・・。
河原先生には、感謝の他 ありません!
今日のコメント、まじめです!!

Re: いつも ありがとうございます~!

出会った6年前には、まだ小6だったユキ。どんな子だったか忘れちゃいましたよ。
おとなしくて目立たない、真面目な子でしたね。
器用さこそなかったけれど、音楽にも数学にも「きちんと向き合える」のがこの子の「武器」でした。
「それをもっと育てれば、なに、高校では1番になりますよ」
高校受験前にそう言ったら、ゴリママさん、びっくりしてたっけ。
そうですとも、ユキは十分に育ちましたよ。学びの方向性・スタイルは出来上がりました。
これからの人生に、もちろん人並みに苦労は多いでしょうけど、その「武器」は崩れません。
「受ければ受かるから、試験は免除」するのが推薦入試。当然ユキは推薦で合格します。
この子を長く私に預けてくださったことを、私の方こそ感謝していますよ。
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