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インタビュー

約束の2時少し前に30代の男がやって来た。あれが雑誌記者なのだろう。
「いらっしゃい。宇治支社か、なんかあるんですか?」
「いえ、うちは小さな出版社なので、そういうものはひとつもありません。東京から来ました」
「東京から!?」
びっくりした。わざわざ東京から、私なんぞに「ゴーヤと健康」について聞きに来るんだ。
新幹線で京都まで来て、奈良線に乗って、六地蔵か木幡で降りて、歩いてくる・・・
見知らぬ土地で、よくそんなことが出来るね。
今は携帯で「土地ナビ」があるそうで、それを見ながらやって来るそうだけど、
ま、カーナビと同じなのだろうけれど、私みたいなおじさんには実感できない。
「この本です」と、1冊の本をくれた。「はつらつ元気」という本だ。
「腰痛を治す、お尻ふりふり体操」「アトピーにはこれが効く」「血糖値が見る見る下がる発酵茶」
なるほど、確かに「民間健康療法」を扱った本のようだ。どういう期間で出している本だろう?
まだ若いのに穏やかな声で話すワタナベさんは、ゴーヤと私の血糖値の関係を聞き始めた。
「採れる時期になると、毎日2~3本ずつ、3食食べますよ」
「沖縄ならいざ知らず、本州でそんなに食べる人も、珍しいですね」
そうかもしれない。私も5年前にゴーヤの苗を育てるまで、ほとんど食べなかったものね。
ところが自分で育てて、朝採れを食べると、これがうまい!どう料理しても食える。
「そんなに料理方法があるんですか?」
「チャンプルーはもちろん、ただ炒めて卵とじでもいいし、カレーにも入れる。
 ざっと湯がいてシーチキンとマヨネーズで和えた“貧乏人の友サラダ”も、うまいよ」
「・・・そ、それは・・・食べてみたいですね」
冬場には8ほどにもなるヘモグロビンA1(平均血糖値)が、
夏場には5くらいの正常値になることに、彼は驚いていた。
そう、通常平均値は0.1下げるだけでも結構大変なのだ。私は例外的に「激動」するようだ。
そんな話を1時間ほど。彼はレコーダーは持っておらず、すべてノートに手書きのメモをした。
すぐに5~6ページにもなった。そのあとはこの教室や、私の教育観のインタビュー。
「点取りではなく、賢くなるための、大人になるための学び」
少し話していると、彼には衝撃的だったようで、ゴーヤの話よりも熱心に聞き始めた。
「私はもうすぐ子供が生まれるので、明日、マンションの契約に行くのですが、
 近くに先生のような人がおられれば、子育てが安心なのに・・・」
私は「当り前」のことを話しているだけで、今の教育現場、点取りを求める庶民、
そっちの方がおかしいだけなんだけどね。
ワタナベさんは感動の面持ちで帰って行った。
おやあ?ウネが会いに来てくれた。ははあ・・・昨日コウヤが電話してきてくれたから、
「行って来い!」とか言われたな?ありがたい、気が休まるぞ。
授業では計算ミスばかりしている。皆に気を使わせ、迷惑かけるね。
ありがとう。真子の薬剤治療は1日目が終わり、吐き気もなく、元気です。

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