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読書会の終了

梅雨の晴れ間に行った第4回読書会。今年最後の読書会だ。
最後は中学・高校入試の問題を、子供たちと同じように解いてもらった。
全部ではない。それぞれ大問3問ずつあるが、1問ずつやってもらった。
中学入試では「調べてみよう 暮らしの水」から、世界的な水不足の話。
現在では世界人口の3分の1が水不足だが、20年後には3分の2になるという。
中国の黄河の水もかれ始め、川の水が海まで届かないことも初めて知った。
そう言えば中国が日本の森林の土地をやたらと買い始め、それはすべて「水源」らしい。
20年後には日本の水の権利は中国が握っているかも。そんな報道をテレビで見たことがある。
けれど大人だから「へえ~、そうなの?」と興味もわくが、小6だとどうだろう?
興味がなければ文章も頭に入ってこないし、設問に答えることも出来ない。
さすがにお母さん達は大人だ。
「う・・・頭が真っ白に・・」などと言いながらも、ほとんど答えていた。
高校入試では古い中国の物語から、鉄工業界の巨人になろうとするカクジュウと、
自分のこれからの生き方を探し求める若者フウコウの会話の場面。
フウコウは生きる指針を学問に求めようと、学者のシコウを探していたのだが、カクジュウと知り合った。
「お前の顔に興味がある。財をなす面相だ。だが、何かが足りぬ」
「学問であろう」
「そんなものが何になる。学者が万人の主になれるか。学問とは、自らが問い、
 自らが答えるものだ。他人に問うから、おのれを失うのさ。・・・・・・
 お前は人のために働ける男だ。だが、今は己が鋭過ぎて、人気(じんき・人の心)が寄れぬ。
 冠を見よ。華やかに天をついている。人の目を引くが、人は近寄れぬ」
これが大学入試なら漢文になるのだろうが、なんだか教育的な深い話だ。
設問も全部を読み込めないと答えられないようになっていて、お母さん達は一気に引き込まれていった。
その様子を眺めていると、面白いし、楽しいですよ。
もう「おばさん」なのに、見事に中学・高校生の顔になる。
たまにはこうして解いてみると、自分の頭のリフレッシュになるし、
自分の子供たちがこういうものを読み、成長していくことも実感できる。
そう、子供は、健康で賢く育てなくてはならぬ。そのためには風評の「うそ」は見抜けるようになりたい。
4回とも来られていたカズマ母さんは、就職支援のカウンセラーの資格を持ち、
実際に就職支援の現場で働いておられる。様々な人の、社会の、嘘と真に直面されている。
「いい会社」って、なんなのか?働くこと、生きることって、どういうことなのか?
現場から出てくる言葉に、お母さん達はびっくりすることばかり。
私が普段言っていることと同じことなのだが、違う人から言われるとまた、引き込まれるようだ。
「先生~、カズマ母さんの話し、月に一度くらい聞きたい~」
私もですよ。よそで聞いたら金を取られるくらいの話だもの。
おかげで今年の読書会は、毎回20人を越え、とても楽しいものになった。感謝しています。
そういうお話も聞き、子供と向き合って、健康な大人に育てたいものだ。
真子の病はかなり重いものだったが、事後処理をきちんとすればどうと言うことはない。
少し時間がかかるが、やはりこの子も、健康で賢く育てよう。

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Re: タイトルなし

> 読書会結局一回も行けずとても残念でした。
> 試合があったり、子供のことで先生に申し立てに行ったり…頭数の用事が次々…

日曜の朝って、意外と忙しいんですよね。ま、お話はいつでも出来ますよ。

> また、読書会のような企画が、ございましたらご案内下さいね…
> そのうちぜひとも出席したいです。

ぜひ、お待ちします。

> 真子ちゃん大変でしたね…
> ゆっくりしっかり治療され、元気に戻られることを祈ります。
> 取り敢えずお見舞い申し上げます

ありがとうございます。とりあえず痛みは薄れつつあり、食欲も徐々に出てきました。
順調にいけば4週間で退院できますが、すべての治療完了には6ヶ月かかり、大変です。
気長に、気楽に進んでいくばかりです。
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