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楽は楽しい?

スキーヤーの三浦さんが80歳でエベレスト登頂に成功した。史上最高齢だそうだ。
8000m超の登山の過酷さは書いたことがあるが、それは・・・ものすごいことだ。
下山後の三浦さんの第一声は「もう、山登りはこりごり」だった。
そりゃそうだろうね、生還できたのが不思議なほどの出来事だから。
なぜ、そんなにしてまで危険な登山をするのだろう?
人って基本的に楽(ラク)を好む生き物だ。勉強でもスポーツでも、放っておくと手抜きする。
インターハイを制するほどの選手でも、監督の見ている前では懸命に練習するけど、
監督がいなくなったとたんに「ああ~~」と寝そべってしまうのは、昔からある。
寝そべってしまえば楽だけど、それは・・・楽しくはない。
三浦さんが一番楽しかったのは、エベレストへ向けての準備やトレーニングをしていた時だと思う。
それは目標が「定まって」いたからだ。目標が定まれば、辛い練習も「楽しさ」に変わる。
目標がなければ、楽は苦でしかないだろう。
以前はコンビニの前に座り込んでいた連中。今では携帯の「ライン」がそれか?
彼らは座り込んで、取りとめのないおしゃべりをし、楽ではあったろう。
けれど決して楽しくはなかったはずだ。
それが証拠に彼らの目はうつろで、いつもイラついていたではないか。
目標の定まらない楽は苦になってしまう。難しいものだ。
目標が定まればいいのだが、若者にはそれがなかなか出来ない。物事を知らなさすぎるからだ。
何を目標にするのかもわからない。だから指導者(メンター)がいる。
指導者は目標を「教える」者ではない。若者が目標を自分で発見する「方向」へ導く者のことだ。
目標を教えるという塾や指導者は巷にあふれているけれど、私はそういう人を信用しない。
私には目標を「教える」ことなど出来ないが、導くことなら、多少だが出来る。
だから「目標を教えろ」とか「楽だけしたい」と言う子には、何も出来ない。
どうしたって苦は苦のままかもしれないが、少しでも楽しさに変えようと、今日も授業する。

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