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中間試験の終了

今日の莵道高校の試験ですべての中間試験が終わる。長らく教室は生徒でごった返していた。
莵道の数学はほとんど普段使っている「フォーステップ」と「チャート」から出題される。
しかしさすがに高3は最後の問題くらい、どこかの大学の入試問題だ。
「で?どうだった?」ダイスケに聞いてみた。
「小問3個に分かれていて、2番まで数Ⅱの復習で式を整理して、
 最後に微分で数値を求めるのだけど、皆は最初から微分を使おうとして失敗したみたい」
リョウにも聞いてみると「やっぱり最初から微分して、求められなくなりました」
これが現時点でのダイスケとリョウの差なのだ。
一般の生徒はリョウと同じく「公式に当てはめよう」とする。
ダイスケは公式に捕らわれず、問題そのものを「考察」することが出来るまでになっている。
簡単に言えば、これが「京大レベル」と「他の大学レベル」の差だ。その距離は見た目より離れている。
どうして現時点でその差があるのだろう?元々の資質・能力の差?
たいていの親も生徒も、それを「諦める材料・理由」にするために、すぐに言うね。
「あの子は自分達とは違う、元々頭がいいんだ」と。
確かに素で頭のいい子もいるのだろう。けれどそんな子、人生スパンでもほとんど見れませんよ。
ほぼ全員、ダイスケのように(ゲンキもショウもそうだけど)、「しつこく続けた結果」だ。
どんな仕事でもそうだ。例えば昔の「豆腐名人」。
小学校を出たら「口減らし」で豆腐屋に奉公に出される。
「こんな、歯ごたえも味もないもの、何で食えるんだ?」と思う。
嫌々に長年作り続けると、「もう少し“ましな味”に出来ないのかな?」と思う。
色々やってみるが、たいていは失敗して、さらにまずくなったりする。けれど、その経験が大きい。
「こうやったらまずくなる」と言うことを体験し、積み上げるのだから。
稀に、少しいいものが出来る。さらに失敗を重ね、また少しいいものが出来る。
自分だけが知る失敗数の多さに「へへへ・・・どうせ俺は不器用だからな・・・」
自分ではそう思っているのに、いつの間にか人は、自分のことを「名人」などと呼んでいた・・・
すべての学びは、そういうことにすぎない。ダイスケはしつこく学び、多くの失敗を重ねてきた。
その経験が「これは最初から微分でも出来ないことはないけど・・・面倒だぞ・・・」
そういう「判断力」を養ったのだ。かつての「伝説の生徒達」のことごとくが同じだ。
高2のミユ・アヤカ・カイも、連日「一夜漬け」に励んでいた。
「で?数学は?」「でえっへっへ・・・」笑うしかないようだ。
高1のマリアにも聞いてみた。「濃度の問題が不等式に出て、時間なくて、わからなくて・・・」
同じ1年のシンヤは?
「あ?あれ?フォーステップの、同じ問題やで。全部問題集の問題やから、俺、時間余ったわ」
ま、莵道のテストだから、そういうことだ。
それが差になる前に、高1・高2の娘どもも、何とかしなくてはならない。

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