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バランスの欠如 その2

スポーツジムは子供で大流行りだ。大人はすぐやめるけど、子供はやめない。
色々なスポーツと英語を組み合わせて、週5日で、1ヶ月6万5千円。
中でも1番人気は「かけっこ」。
「運動会で1番になったら自信がつくだろう。金で済むなら・・・」 親はそう言う。
ジムの関係者は言う。「こんなんが、商売になって、いいのかな?」
子供が運動をするのはいいことだ。金で済むなら・・も、まあ、妥協しよう。
けれど、何かおかしい。河川敷をジョギングすればタダだけど、それが出来ないのだから。
学習塾も基本的には「テストで100点」を目指すのは同じ。
けれど・・・運動会のために走るのかな?テストのために勉強するのだろうか?
どちらも方向性がおかしいし、バランスに欠けると思う。
バランスを欠けば伸びないのは、教科の勉強も同じだ。
目標がテスト・試験である限り、それが終われば燃え尽きてしまう子がとても多い。
「聞いて、覚えて」の学びだから、自分が学ぶ、河川敷に走りに行くということが出来ない。
誰かに言われて、その通りのことしか出来ない。それは・・・続かない。
高校・大学・社会へと進むと、どうしたって自分で考えなければ進めなくなってしまう。
スポーツでも勉強でも、教える方も教わる方も真面目ではある。
けれどもどちらも方向感覚がなく、将来を見据えていない。それが問題だ。
その子は、そして人は、それをやることによって、どうあるべきなのだろう?
その問いに答えなどないが、その問いかけだけがバランスを保ってくれるのではないだろうか。
どの高校も中間試験の真っ最中。午後からたくさんの生徒がやって来て自主勉強している。
黙々と鉛筆を走らせる後ろ姿は、とてもいい。
それは中間テストの勉強をしているのだけど、それだけではない。
まだ生徒に自覚こそないが、「学びとは、どういうものか」を、自分に問いかけている。
そこで見つけるものこそ、たぶん、私がこの教室で求めているものだ。
高校からはサッカーに専念しているコウタがタツキと共にやって来た。
「もう来てないけど、ここで勉強してもいいですか?」
「“一夜漬け”じゃ、ダメなんだぞ」「いや、自分なりに、毎日勉強もしてました」
「いいだろう、しっかり勉強していけ」
スポーツジムの生徒と、質が違ってきていると思うが、どうだろう?

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