FC2ブログ

バランスの欠如 その1

小・中・高校生の運動能力の低下が言われて久しい。
本当だろうか?高校生が100mを9秒台で走りそうなのに?いや、それは違うらしい。
指導方法の確立や用具の進化で、単純に「走る・投げる」は記録が伸びている。
しかし身体のバランスをもっと複雑に取らなくてはならない「幅跳び・高跳び」
などは昔より劣るくらいだという。一つだけ・単純作業、しか出来なくなっているのだ。
これは幼児期の運動不足もその原因だという。歩く量が減っているのだ。
昔は保育園や小学校に歩いて行ったが、今はスクールバスがかなり増えた。
また、住居が高層マンションになると、そもそも外へ出ることが少なくなってしまう。
幼児・小学生の歩行数は昔の3分の2になり、これの影響が大きい。
何かに躓いて倒れるとき、手をつけば何でもないのに、今の生徒は顔面から倒れ、
眼底骨折・鼻骨骨折する子が増えたらしい。自分の手足をうまく使えないのだ。
そういう子達に「1つのこと」を教えると、指導技術も進んだから、ある程度は伸びる。
用具・道具の進歩もすごく、イチローも、
「僕が野球を続けられるのは、用具がよくなった影響が大きい」と言う。
卓球のラバーの進歩もすごい。
昔だとすごい筋力をつけないと打てなかったボールを、今は小学生が同じボールを打つ。
私なんかは生涯をかけても「3流選手」止まりだったが、今の子はすぐに、
「見た目には」2流選手ほどにはなってしまう。それほど用具と指導がいいのだ。
卓球で言えば「小学・中学の世界大会」をやれば、まぎれもなく日本が圧勝するだろう。
しかしついこの間の一般の世界選手権では、男女ともに惨敗した。
シングルスの世界チャンピオンは小野選手以来34年も出ていない。
これはどの競技にも言えるのだろうが、世界レベルになれば、
身体のバランスをうまく使えなくては勝てない。身体の根本的なパワーがなくてはならない。
残念ながら日本の選手は一目、パワーもバランスも外国選手に劣る。明らかに勝てない。
また、それだけではなく、戦術やテクニックの「独創性」にも劣っているように見える。
これは幼児期の基本運動量不足に加え、「教わること」に慣れ過ぎているのではないだろうか?
運動能力低下と同じく、学力低下も言われて久しい。
どちらもその根本は同じことのように思えてきた。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR