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去る子、来る子

3時ごろ、卒業生のミオ母さんが挨拶に来てくださった。3姉妹全員を通わせてくださった。
長女はすぐに去ってしまった。次女は中3の間だけやって来た。高校からは陸上に専念。
3女のミオは中1から6年間通ってくれた。3人ともどれほど指導できたのか怪しく、申し訳なさが勝る。
お母さんは娘達だからこそ、より強く育てようとされていた。
・・・なかなか思い通りにはいかぬもの・・・申し訳ない・・・・
しかしミオは楽しそうに通い続けてくれた。
「あれだけ徹底して引っ張ってもらってないと、私なんか、全然だめだった」
徹底しないとダメ・・・学びの方向、学びの強さは、身につけてくれたと思う。
その方向性を進めば、大学で一気に視野が広がる期待感はある。
しみじみ語っていると、コウタ母さんもやって来た。
コウタは公立高校に第一志望しか書かず、第二志望よりはと私立高校へ進む。
高校はずいぶん遠くなってしまった。もう教室には通えない。
「自主勉強に、来てもいいですか?」コウタの言葉が嬉しく・・・切なく・・・
コウタの「今後」も見守らねばならない。母さんとそういうことを話していた。
まだまだ気は抜けない・・・そんな時、見知らぬ母さんが現れた。
「娘が中学へ上がるのですが、授業見学させてください。
 他の塾へ通わせていたのですが、算数はわからず、もう・・・大嫌いになりそうで・・」
卒業生への想いに私は思考力をなくしており、新中1が満員であることを忘れていた。
「見学なら、いつでもどうぞ。あ?今日の5時半から中1の授業ですよ」
そこまで言って、満員であることを思い出した。
・・・もう遅かった。母さんを前に、むげに断れなかった。そうやってフウはやって来た。
黒板に立たせてみて、すぐにわかった。公式だけを見て、算数・数学を見ていない。
今の塾では大学生に教わっているという。その大学生もまた、数学の楽しさなど知らないのだろう。
数学は、それ自体が楽しいものなのに・・・。
授業を終えて、母さんが迎えに来たようだ。少ししてまた、教室に入って来た。
「やっぱり満員なので・・・」そう言う前に、さっと母さんの手が伸びた。
その先には入学届けが握られている。
「娘が、ぜひ通いたいと」・・・もう、断れなかった・・・・
その後ろに、イクトを迎えに来たイクト母さんが立っている。
半年前からイクトの姉の入学を相談されている。
「新高1、入れますよね!今、娘を連れてきてます!!」目の前に娘を差し出された。
もう10人もいるから『もういいな』と思っていたのだが、「は、はい、入れますよ」
そうやってチサトが今日からやって来る。
去る子、来る子・・・あわただしい日々になりそうだ。

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