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青年老いやすく・・・

昨日は高1の授業だけ。サキコが4時にやって来てフリースペースで勉強し始めた。
高1最後の模試でサキコは数・国・英の3教科ともジャンプアップ。
前回のデータが良くなく、中学と同じように行かないことを痛感したのだろう。
すぐにミオもやって来てフリースペースに座る。こちらは浮かない顔をしている。
3回の模試データが下がり続けているのだ。楽しくはないだろう。
もう一人のミオもデータを持って来た。3教科の成績は正三角形だが、小さい。どれも平均点。
メイも持って来た。毎回数学だけがつき出た二等辺三角形だ。
今回の模試は真子とサキコだけがすごく良かったが、能力差が出てきた?
違いますよ。単に勉強量の差ですよ。二人の勉強量が多かった・・・それだけの差です。
その差は「視点の違い」から生まれ始めている。
中間・期末の「今だけ」の勉強と、「卒業後に備える」勉強との、意識が違い始めている。
真子とサキコは「卒業後」を・・・具体的には大学進学を考え始めた。
するとテストの点数ではなく、そのつどの「理解」を気にし始めるものだ。
今はまだ点数ほどの差もないけれど、これがあと1年続くと、どうしようもない差になってしまう。
1年生のうちはまだ中学時代の「暗記量」が影響していてどうってことのない差だが、
この1年で確実に「理解量の差」になってしまう。その差は、なかなか埋まらない。
それがよくわかるのは理科と社会だ。この二つは2年生の間は模試に登場しない。
だからどうしても中間・期末「だけ」で、手抜きになりやすく、後回しになる。
そして2年の最後の模試で理科・社会が登場する。
そこで30点だと、3年の受験勉強でどれほど勉強しても、ほとんど伸びない。
見てても可哀そうですよ。夏休みから理科と社会ばかりやってるのに、30点のまま。
ところが2年の終わりに80点取る子は、さほど苦労しなくても90点になる。
1教科で60点の差になるから、理科・社会は3教科だから180点差になる。
数・国・英も大きいけれど、国立をあきらめる最大の理由は理科・社会が伸びないからだ。
理科・社会は「暗記モノ」と良く言われるが、それは間違いだ。
2年生のうちに「理解レベル」を上げておかないと、3年生の1年だけでは、
どうしても「暗記レベル」にとどまり、センターでも2次でも通用しない。
2年生の間に勉強量を増やしておきたい。
動機は何でもいい。「学年で1位になりたい」でも「大学へ行きたい」でも、何でもいい。
理解レベルが上がると自然と、その教科の楽しさ・面白さがわかって来る。
受験は「点数」だけど、それだけではなく、学ぶこと自体が面白くなる。
だから3年生になって「出来る奴」は、勉強することに悲壮感はないですよ。
そりゃあ周りから見たら憎たらしいほどに楽しく勉強する。
昔は「数学だけでも」とか、「人生長いんだからゆっくりと」とも思っていたが、今は違う。
「修業期間」は、あまりにも短い。
高校3年間でもすぐなのに、2年間で基礎理解まで登らせなくてはならない。
それがどれほど大変かは、生徒本人にはわからない。
高2なら365日毎日2時間の自主勉強はしたい。たった2時間だが、なかなか出来ませんよ。
けれど、修業が「厳しい」のは当たり前だ。厳しくなければ修業じゃない。
メイはお兄ちゃんが二人いる。二人目も私立大学へ行きそうだ。
「3番目の女の子に、お金が残っていると思うか?」
教室からの帰り道を歩きながらそう言うと、「高校の勉強を、私、なめてたわ」と言った。
そう、動機は何でもいい。基礎修業期間は、まだ1年ある。思い切り鍛えてやろう。

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