FC2ブログ

作法の重要さ

ニュートンは「頑固で偏屈なじじい」だったらしい。
アインシュタインは「アスペルガーだった」とも聞く。
要するに「ガキのまま」の部分が大きかったのだが、歴史に残る天才ならそれでもいいのだろう。
しかし我々のような「凡人」は、どのように学べばいいのだろう?
私なんざいつまでたっても「野蛮人」で作法も知らず、今でも人前に立つのが恥ずかしいのだが、
それでも昔よりは「ガキの部分」は少なくなった。
教育は「子供を大人にする作業」だ。そのためには教科そのものよりも作法の方が重要だ。
お茶やお花の世界にも作法はあるが、それは「極秘・秘伝」の「知っているかどうか」が大きい。
しかし学問の作法とは、それとは少し違う。それがないと「うまく大人になれない」ものだ。
横山は言う。
「きちんとピリオドを打つ。クエスチョンマークが打てる。それで中学英語は十分!」
数学でもカッコが正しく使えれば、中学数学は完了すると言ってもいい。
たったそれだけのことで?そうですよ、それが出来れば十分です。
それが出来るということは、細かなところに「気配り」が出来るということです。
「肯定文だからピリオド。疑問文だからクエスチョン・・・」
それを認識する子はスペル、綴りにも気を使うものですよ。誤字が少なくなる。
カッコが使いこなせるとは、それが正の数か負の数かをわかってなければならないし、
「単項か多項式か」の認識が出来るということだ。
それが出来れば理論を道具として使いこなし、どこまでも深く潜って行ける。
教科を使って鍛えるべきは、子供のそういう部分だと思う。
しかし今では「サービス・サポート」の名のもとに、そういう作法はなくなってしまった。
「合格のサポートをしましょう。解き方を教えるサービスをしましょう」と。
生徒の気構え、心の在り方、作法、成長などどうでもいい。点数がすべてだと・・・
生徒の方も「プライベートは放っておいて。解き方だけ教えてくれればいい」と・・・
うちの教室みたいに、授業の20分前・1時間前にやって来て、宿題を黒板に発表し、
授業の始まりを待つとか、必死に話を聞くとかは「無駄なこと」なのだろう。
けれど、それでは教科の理解すら進みませんよ。先へ進むほどに行き詰ってしまう。
どうしてそんなことがわかる?
ではなぜ、うちみたいな小さな塾の生徒が、中3以上になるとことごとくトップに立つの?
よそでは到底育てられない生徒が、きちんと育って行くの?
うちの生徒でも時々いますよ。
冬はエアコンをリミットいっぱいの30度設定にし、ヒーターも同時に使う。
夏はこちらもリミットいっぱいの「低温設定」のクーラーをかける、という子が。
たいてい・・・受験には失敗しますねえ・・・作法を学ばないからだろう。
「こら、タイスケ!今の例題と同じ問題だろ!?話をちゃんと聞け!」
「マサキ!字が下手なのは仕方ないけど、せめて見やすい字をかけ!」
私がやっているのはそういうことばかりですよ。
なのに他塾がいくら「公式や解き方」を振りかざしても、うちの生徒には勝てない。
そりゃそうだわ。うちの生徒の方が少しは大人だもの。
そうやって育ててきたトモコが報告に来てくれた。
「第2志望には落ちましたけど、第1志望に合格しました!♪」
第2志望は「得意教科、得点2倍方式」で受けて失敗したようだ。
第1志望は真っ向勝負の「3教科型」だった。
受験まで「大人の合格の仕方」をしてくれる。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR