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入試問題研究

昼ご飯を食べに帰ろうとすると、中学生も帰って来ている。
ははあ、中3だ。最後の3者面談の時期なんだな。母ちゃんたちが「青くなる」時期だ。
何しろ受験校を決定しなくてはならない。私のところへ相談に来る母ちゃんたちも多い。
「近い公立高校へ行く」が基本だが、最近は高校も「2極化」が激しく、
以前よりは気を使って高校選びをしてやらねばならなくなってきた。
この近所と言えば「東宇治か莵道か」になるのだが、10年前までは行く生徒の差はなかった。
今でも「ボーダーライン」の生徒の偏差値はほとんど変わらない。
しかし「トップ層」は・・・やはり莵道の方が多くなってしまったようだ。
今年の中3生16人は珍しく「その辺りは基本的にOK]な生徒ばかりだが、
「ギリギリ」の生徒も2~3人いることは、いる。
適性検査まであと2ヶ月、入試本番は2ヶ月半、さあ、入試問題研究に入ろう。
もっと早く入りたいところだったが、「三平方の定理」で全体的な復習を済ませるまでは、
「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで」我慢しなければならなかった。
公立高校の数学は40分で大問7個、小問20個ある。1つ2点で40点満点だ。
大問1は「計算問題」で、7問ある。全部答えれば14点で、それだけでも合格得点だ。
それならさほど難しくもないのだが、三平方の定理からも出題されており、
間違える子は半分ほども間違えてしまう。そうなると「アウト!」の可能性がある。
だから、だから!うちの子達は厳しく鍛えてきたんだ。そこは黒板でやらせる。
2次関数・相似・三平方などの理論に翻弄されて、一時的に計算があやしくなる子もいる。
けれど「計算だけ」を黒板でチェックしてやればすぐに思い出し、落ち着き、修正できる。
それを想定して何年も鍛えてきたんだ。他の子達とは違う。
そういう「鍛え」をまったくせずに、直前の「冬期講習だけ」塾に行く子は昔から多い。
気持ちはわかるが、9割ほどの子は「気休め」ほどにも得点は伸びない。
残りの1割は奇跡的に「合格得点」に達するのだが、それも、高校入学後にきれいに壊れてしまう。
それほどに、得点以上の差があるものですよ、きちんと鍛え、育ててきた子とは。
ふむふむ、2番は「確率」か。
これも黒板でやらせて、基本的な考え方を忘れている奴は、どつきまわして思い出させてやろう。
3番・4番は図形だけど、これは机でやらせて、あとで解説してやろう。
5番は2次関数!これはきちんとできなくてはならない。「蹴り」を入れながら、黒板でやらせよう。
6番は「相似形」だけど、最後の問題は難しいな。
最後の7番は、たいてい「数列」だ。高校でやる問題を中学生にやらせなくてもいいのにね。
これは・・・出来る子だけにやらせておこう。出来なくてもいいや。
そもそも40分で全部出来るわけでもないしね。
そうやって生徒の顔を思い浮かべながら、「出来なくてはいけない問題」
「解説しなくてはいけない問題」「解けなくてもいい問題」に分けて行く。
冬期講習も含めて10年分ほどもやれば、ゆうに「得点を貯金」出来るようになりますよ。
しかし私はそこに、「入試突破」を見ているわけではない。そんなものは問題ない。
そこに見るものは「入学後」だ。
高校へ進んでから数学で苦しむことがないよう、中学で知っておくべきことは、きちんとしておこう。
来週は5日間、そんな冬期講習が始まる。

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