FC2ブログ

楽しさの中身

小学6年の授業は、今日で終了する。
ずっと「1月いっぱい」までやってきたが、寒いし、日は早く暮れるし、
特にやることもないし、去年から12月で終わることにした。
今年3月から始めて10ヶ月。
加減乗除・小数・分数・計算の順序・図形の基礎など、基礎知識は整えられたと思う。
ここまで基礎演算が整えられれば、この子達もそうだが、誰よりも私が、
この子達に中学数学を提示するときに助かる。手間が省けるからだ。
27年前に始めた頃は、手間や時間をかけることをいとわなかった。
もちろん今でも「時間がかかるところは、かける」のだが、昔は時間を「考えなかった」のだ。
「その理論を使いこなし、馴染み、楽しさがわかるまで、いつまでも」
その単元を続けるところがあった。しかし27年も続けていると、私も学ぶものがある。
「そこはとりあえず形だけで」や「完全に理解は無理」というものもあることがわかってきた。
それは小・中・高校のすべてのジャンルにある。
例えば分数の通分は「タイル図」などで目に見せられるし、小学生に納得させたいが、
分数の割り算を「なぜ分子・分母を逆にしてかけるか」の完全な理解など無理だ。
それはもう少したくさんの数学の理論を学んで初めて理解される。
最近康太が小学5年の従妹から、
「二つの平均、例えば生徒の通学時間で、男子の平均が10分、女子が6分だとすると、
 どうして男女の平均は、足して2で割って8分・・ではいけないの?」
と質問されて、うまく答えられなかった。ふふふ、京大生でも、まだ時間がかかるようだ。
もう少し先でわかることは先でわからせるとして、生徒にもっと深いところの
「数学の面白さ、楽しさ」がわかるようにさせたい。
CMでやるような「お!解ける!俺って天才」でもいいのだが、そうじゃなくて・・・
数学をやることで気が休まるような、どこまでも思考を飛ばせるような・・・
そこまで行かせるためには「厳しく鍛える」部分もかなりの量が必要だとわかってきた。
27年間毎年、年の瀬には、こんな私でも反省する。
「あれも、これも・・・もっと叩き込んでおけばよかった」
それに切りなどないのだが、もっと「本当の楽しさ」がわかるように、
今の小6の子達も、来年はさらに厳しく育てて行こう。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR