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アスリートの親

日曜日に伏見港で京都府カデット(中2以下)の卓球大会が行われた。
我がチームの女子も、中1・小6・小4の選手が参加。
小学生のカンナとカリンも上位進出を目指したが、共に名門中学の中2のエースに、
3回戦でセットオールとなり、惜しくも敗退。
中1のエース・マイコはベスト8決定戦で惜敗だった。ま、よい経験にはなった。
中2以下ながら、女子ダブルス優勝は小6と小5のペア。
シングルはベスト8までしか見なかったが、たぶんその小6が優勝しただろう。
その子は私の旧友の娘だ。独身時代からの友人の父と、卓球強豪だった母を持つ。
今年の全日本ホープス(小6以下)ではベスト32に入った。
会場には母が応援に来ていた。会うのは2年ぶりかな?父は日曜なのに出張のようだ。
京都ではトップの娘なのに、母は育て方に迷いを持ち始めていた。
全日本出場を目指す選手はだれでも、1日3~4時間の練習を365日続ける。
そうでないと予選を突破できない。多くの大会にも出て、経験も積まねばならない。
勉強は・・・している暇がない。それどころか、卓球以外のことは何もできない。
そうやって全日本出場を勝ち取っても、その試合会場で見せつけられるものは・・・
「到底、太刀打ちできない」と言うものだ。
「才能」と言っても様々なものがある。
体力的には持久力・足の速さ・手の速さ・筋力の強さ・動体視力の良さ・・・
精神的には我慢強さ・切り替えの速さ・作戦力・実行力・粘り強さ・意地の強さ・・・
どれか一つでも秀でたものがあれば、それを武器に、それぞれがそれぞれの卓球を創り上げる。
しかしそのすべてにおいて圧倒的な差を見せつけられてしまう。
「到底・・・日本一には・・なれない・・・・」
いつまでこの生活を続けさせていいものか・・・親には迷いが出てくる。
赤ちゃんの頃から知っている康太は、いつの間にか京大へ進んでしまった。
最近娘は「将来はパパみたいに、研究者になりたい」と言い始めた・・・・・・
「スポーツと勉強の両立」は理想だが、そのスポーツは「地方レベル」までだ。
毎日休みなく4時間の練習が最低限の「全日本レベル」との両立は、基本的にあり得ない。
両立させようとすれば、予選で敗退してしまう。
子供は「訳もわからず」競技をしているので、どちらを選ぶかは親の責任だが、
私は康太や真子、塾生の全員に「両立」を薦めてきた。全日本へは進めない。
現役時代は卓球で多くの方々に仲良くしていただいた。
競技を引退した今でも、孫のような選手と一緒に卓球を楽しんでいる。
私は、そういう楽しみ方で「スポーツは素晴らしい」と思っている。
「河原さん」と、後ろから声をかけられた。出張のはずの父だった。
午前中に出張へ行き、午後からは別のところへ行くらしい。
「河原さん、康太君・・・京大ですか・・・・」彼の長男は高2になっている。
そう言ったきり試合を見ずに黙りこんでしまった彼の顔に、深い皺が刻みこまれたように見えた

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Re: 迷い

> 先生、忘年会の季節ですね。今年はいつですか?コッペカニの約束ですよね?ワインも持って行きましょうか?

27日だぞ。ワインはええわ、カニを頼む♪


家庭と自分と仕事の三つをどうしていけばいいのかわからず初めて立ち止まり考える時間をもらっています。

「両立」でも大変やのに、「三つ立」はもっと大変やわ。
大変やと認めて、人と同様、自分にも優しくすればええ。すぎる無理は続かねえ。
俺なんか大した仕事もせず、「人に厳しく、自分に甘く」だ。
もう少し楽にしてな。忘年会は、大いに騒ごう♪
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河原

Author:河原
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