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賢くしておきたい

高3が受験直前のこの時期になれば、そりゃあ「点取り勘定」もする。
「数学・物理・英語の3教科で300点か。6割の180点で合格だ。
 お前はたぶん数学と物理で7割ずつ、140点取れるだろう。
 すると、英語では20点取ればいい・・・20点、取れないかあ~~?!」
「が・・・頑張ります~~・・・」
そんなことは毎年だ。しかしそれは、その子の長所も弱点もよく知っているから出来ることだ。
その子に何が出来、何が出来ないかを知っていないと、そういうアドバイスは出来ない。
卓球ではセット間に選手にアドバイスが出来る。
「頑張れ、集中だ!」は多いが、これでは何をしていいのか、選手にはわからない。
「レシーブはフォアではらって、相手のバックへ。次のボールをバックハンドでストレートに」
など、10ほどの戦術を言う人もいるが、どれも出来そうにないことが多い。
『そんなことが全部出来たら、全日本チャンピオンにも勝っちまうわ』そう思っている。
私はその子に出来ることしか言わない。
「レシーブでは、少しだけ台から下がってみな。」とか「ボールはフォアに集めよう」
など、具体的に、選手が出来ることしか言わない。
そして、そういうことが出来るようにと、普段の練習内容を決めている。
やはり普段から「何をやらせておくか」が大切だ。それは勉強も同じ。
私は受験で生徒を負けさせる気など微塵もないが、それは「得点で勝たせよう」ではなく、
「受験でも負けないくらいに、賢くしておこう」としている。
同じこと?・・・いいや、全然違う。
点取り追求は「それのみ」だが、賢さにはいろいろなものがある。
点を取れるのも賢さの一つだが、自分の「出来なさ」を知るのも賢さだ。
「時間をどう取ろう?」と考えられるのも賢さだし、少しずつ「やれる」のも、賢さ。
そういう「賢さ」を、出来るだけたくさん生徒に持たせたいと願い、普段の授業を決定している。
高2の「センター数学」では、カンタロー・ダイスケ・クニカズの計算ミスがなくなって来た。
ダイスケなど「理論の裏付け」を見切って、確信を持って計算している。
3人とも中学時代は目立たない・・・と言うより、出来ない方の生徒だった。
しかしこの2年間で「コツコツやる」という、徹底した賢さを身に付けた。
それがもう、得点にも表れ始めている。一緒にやっている他の生徒にも、いい刺激になる。
歴然と「その差」がわかり始めたからだ。
『こんな奴らばかりが受験に来るなら、とても勝てない・・・』
サチエも、マスミ・リョウ・ミツハ・ミヤビ・トモトも身にしみてそう思う。
明らかに「コツコツ」が足りず、先週やったことも復習できていないメイミを叱りつける。
まだまだ今の段階では、賢さばかりを追っている。

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