FC2ブログ

やっぱし、いる~~!

けたたましく電話が鳴ったのは、中1の授業を始めようとした時だ。
そこに座っているソウイチロウの母からであった。
「え~え~、私は以前から何度もセンセに言ってましたとも。妹が来年小6ですからね。
 きっちりと見てもらいますからね(キッパリ)!!」
「ハ、ハイ・・・」
有無を言わせぬ迫力がある・・・やっぱりいたかあ~・・・その後中2のアキコも
「うちの弟も小6やけど、来るかも」
・・・やっぱ、小6はやることになるのね。
しかし、いいんですかい?私なんぞに小6を預けても?
昨日はなぜか莵道高校は休みで、康太と二人で久しぶりに「リューリン」でランチ。
「やっぱうまいねえ、リューリンは」
なんて食べていると、後から来たおばさん二人がドッカと隣の席に座り、
「中学受験でうちの子、同志社・立宇治・東山と受けて全部受かってえ~」
いかにもどこかの進学塾方式の「受けるだけ全部受けて」だが、
そう言う「カッコいい」話なんか、うちの小6だと出来ませんよ。

「出来る子しか行っていない」なんて言われているらしいうちでは、
医者に見せたらしっかり「病名」を付けてくれそうな子は普通に混じっている。
どのクラスにもいると言っていいだろう。
「0点の子と100点の子が、どうやって一緒に授業になるの?」
誰からもそう言われるが、それは得点追求の授業を考えるから出てくる疑問だ。
私はどの子にも「学び」に対して正面を向くように、学びの方向性を正す教育をしている。
そのテーマをしっかりと、じっくりと考えてみると言うことには、0点も100点も関係はない。
もちろん具体的に0点だと困るのだが、知識を詰め込んで、暗記させて短期に直そうとせず、
その子の学びに対する姿勢を正すことによって直そうとしているのだ。
誰かに「試験対策プリント」を作ってもらってそれをやれば手っ取り早いのだろうが、
それを学びと言うのだろうか?
そのプリントを「自分で作る」ことそのものが学びだと思うのだが。

その子の能力にしても「これをやったから、こう伸びる」などと言ったことはない。
いつまでたってもまったく変化がなく「ダメだな、こりゃあ」なんてあきらめかけると、
実は全く違う部分が伸びていて、突然それが花開いてびっくり!なんてことも普通にある。
大切なのは日々の積み重ねであり、功を焦っても仕方がないのだ。

昨日ヒロコとユウキが河合塾の模試データを持ってきた。
「へえ~、全統模試を受けてるんだ。さすが嵯峨野だな、莵道だと高3からしか受けないぜ」
ヒロコは校内8位で、変わらず高水準。
ユウキは後ろの方の順位で「俺はダメだあ~」と、へこんでいる。
「何を言うかユウキ。お前は入学時には間違いなく最下位だったはずだけど、
 それからすれば50ほど順位は上がってるじゃないか」
ヒロコが大笑いした。
現時点で2人の得点能力差は大きいが、今日も同じ時間、同じ授業で学ぶ。
まったく違和感などない。
学ぶ姿勢は、2人とも100点満点だから。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR