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文学

いやあ~残念。村上春樹はノーベル文学賞を逃してしまった。
受賞してれば二つのジャンルで日本人が同時受賞だったのにねえ。
しかし・・・私は村上氏の作品を1冊も読んだことがない。
「クルクル」とか「コーQテン」とか、読んでみようかと思ったことはあったんだけどね。
けれどこれ、私だけではないらしい。日本人の75%、4人に3人が読んだことがないようだ。
ノーベル賞選考委員にそのことがばれたかな?・・・・そんなことはないね。
山中さんの「IPS細胞」だって、日本人の4人に一人くらいしか知らないんじゃあないかな?
知名度とノーベル賞はたぶん・・・無関係なのだろう。
かつて川端康成の作品はいくつか読んだ。
「透明感のある文章は、素晴らしい」という評価にその気になったからだ。
ただ・・・描写が丁寧だったという印象はあるが、内容はすっかり忘れてしまった。
何を読んだんだっけ・・・タイトルすら思い出せない。
「村上春樹?読んだけど、難しいわ」インタビューに応えて、おっちゃんが言っていた。
純度の高い文学作品は、高度な数学の方程式を解くくらい「精密に」出来ていると聞く。
そりゃあ・・・「基礎の文章」から鍛えられないと、とても読めないわ。
今の日本は子供から大人まで、携帯のタブレットを指先でくるくる回し、
「気に入った情報」だけを取り出して済ませている。
それはとても「考える」と言うものではなく、「本能」をくすぐるものでしかない。
甘いのかしょっぱいのか、おもろいのかおもろくないのか・・・・・
1分以内に笑えないとだめなのだから、何百ページもの文章など、とても読めない。
分数の足し算を、何度やっても分母どおし、分子どおしを足してしまう中学生が、
素晴らしい性能のタブレットを仲間にひけらかし、「ぎゃはは」と笑うのを見ると、
暗澹たる気持ちになってしまう。
せめて「文学賞」だけでも残しておかないと、文学は滅んでしまいそうだ。

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