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採らない理由

日曜でも教室の掃除をしたり、照明やエアコンのチェックをするため、朝から教室には来る。
昼から台風が来るのは知っているはずなのに、9時ころから高3のシュウヘイやモトイがやって来た。
すぐに中3のタツキもやって来た。
もうゴーヤはなくなったので10時には家へ帰ったが、他の中3も何人か、
そして高3のほとんどがやって来て、夜遅くまで勉強しているはずだ。
それらはもちろん受験勉強だ。点取りに負けないため、合格するための勉強であり、
どこの塾でも、進学校でも同じことをしている。表面的には・・・ね。
けれど、決定的に違うものが2つある。
1つは「やらされているのではない」ことだ。
私もアドバイスはするが、生徒は自分で課題を見つけ、自分で学びを進めている。
もう1つ・・・これがなかなかにわかりにくい。
受験勉強ではあるが、この子達の意識は「入学後」にある。
入学した後に、そこでもしっかりと学んでいけるように、自分を高めようとしているのだ。
「合格のためだけの勉強」と「入学後のための勉強」では、文字通り入学後の姿勢が違う。
「入学が目的」ならば、入学と同時に目標は達成されるわけで、もう勉強する意味がない。
だから勉強しなくなる生徒がものすごく多い。
高校生なら2年ほど遊び、3年になって同じような「点取りの勉強」を始めるが、
そういう勉強は年齢が上がるほどに通用しなくなり、何とか大学へ入っても、結局は潰れる。
うちの生徒達は「方向性」が違うから、大学へ入ってから伸びる子がすごく多い。
「中学・高校と“落ちこぼれ”やったのに、気がつくと大学では“優等生”やねん」
そういう子のどれほど多いことか。それは進む大学を問わずにそうなる。
しかし中3や高3をそういう方向性にしておくのは、かなり難しい。
点取りの勉強をしているのだから、どうしたって「合格だけが目標」になりやすい。
そうならないためには気の遠くなるような「育ての準備期間」が必要だ。
それが1年・2年の2年間なのだ。
2年間1度もテストと言うものをせず、自分の能力を「点数化」されることがない。
点数に脅かされることなしに、理解の深さ・学びの意味・方向性だけを見つめていく。
そこで学びとることが「教育の本来」であり、進路結果はほとんど意味がない。
そういう2年、5年を過ごすからこそ「自分で準備する」ことが出来る。
ただし全員でもない。やはり「点数至上主義」の子もいるにはいる。
だからましてや「中3だけ・高3だけ、教えてくれ」と言われても、私には何も出来ない。
受験結果に興味はないのだし、そういう方向性に持って行くのには1年では無理だから。
「受験のための勉強」なら、どうか、よその塾でやってもらいたい。
そろそろ来年度の入塾に関しての相談も出始めた。
来年3月・4月からの募集は、新中1・中2と、「空きが出来れば」の新高1だけだ。
現在の中2・高1の募集は、もうしない。
新中1も現在の小6が13人もいて、全員が上がってくれば採れても1人だけ。
ほとんど採ることも出来ないので、来年もチラシは出さない。

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