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鉄人・金本選手

プロ野球の鉄人・金本が引退を発表した。広島から阪神に渡り、21年間のプロ生活だ。
連続試合出場記録は、やはり「鉄人」衣笠を越え世界記録だし、
その他多くの記録で「伝説の偉人達」と肩を並べている。
「最初の3年と、最後の3年が最も苦しかったですね・・・」
最初の3年は「非力」でレギュラーになれず、最後の3年は怪我と故障ばかりで、
「いつ首になるかと、びくびくする毎日でした」
プロはもちろん、アマチュアでも全国を狙う競技なら、怪我をしてプレーできなくなると、
基本的に「ポイ」で終わりである。代わりの選手はいくらでもいる。
「勝ちにいくチャンピオンスポーツ」の実態はそうなのだが、夢見る10代はもちろん、
一般の人にもその現実はほとんど知られていない。
「残りの15年ですが・・・7~8割が苦しさでした。でも、2~3割の喜びもありました。
 その2~3割の楽しさと喜びで、競技を続けて来れました・・・」
金本ほどの「名選手」にしてそうなのかと、人は(私も)感銘を受けるのだが、
よく考えてみるとこれはどのジャンルで働く人も、どの人にとっても普通のことだ。
8割の苦しみと2割の喜びと。それは空を自由に飛び回る鳥でも同じではないだろうか?
どのサラリーマンでも、どの個人経営者でも、「歯を食いしばる」ことは8割以上ある。
生きていく、働いて食べていくということは、そういうことだ。
宣伝される「なりたい自分になる」にごまかされ、「10割すべて楽しい仕事」が
「どこかにある、そういう自分がどこかにいるはず」などと思うと、それは続かない。
それは「暗い話」かもしれないが、「そういうものだよ」と、きちんとアナウンスしたい。
私の授業など8~9割がうまくいかず落ち込むばかりの毎日だが、
1~2割、生徒の賢さに助けられ、うまくいくことがある。
申し訳ないばかりの「ダメ教師」だが、その1~2割を支えに、今日も続けている。

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