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鍛えていく

高1の授業前にやって来たミユが、立てかけてあるウネのパネルの前にどっかと座り込み、
「すごいねえ・・」などと真子と話している。
アヤカとカイ、ユウカ・メイ・サキコ、最後に「ちょんまげヘアー」のミオが来た。
高校からやって来た子の多いこのクラスだが、その分数学の手直しするところが多い。
『それは・・・まあ・・今はいいだろう・・・それは・・・ダメだ・・・』
まだ「問われていること、題材のテーマ」を見抜く力が弱いため、
とにかく「何らかの計算が出来る式」を出してこようとする。
例えば「判別式」であったり、「三角比の関係式」であったり・・・・。
知っている限りの式を取り出してきて「さて、どう計算しよう」とやることが多い。
それは・・・中学までの数学だ。
高校では「とりあえず今は、それらの式は全部いらない」ことの方が多い。
その問題を読み「何が問われていて、どう変形させるのか」を読み取らなくてはならない。
けれどその作業は、面倒と言えば面倒くさい。
「公式に数字を入れて、計算するのが数学とちがうの?」と思い込んでいる。
まだまだ公式力も鍛えなくてはならないが、同時に、よい問題をたくさん提示して、
問われているものをとらえる練習をさせなくてはならない。
「これは・・・これを聞かれてるから、ここを取り出さなあかんけど、
 すると・・・ちょっとこう・・変形すると・・・なんや!計算いらんやん」
そういう作業こそ本当の数学なのだが、そういうものをどんどん見せなくてはならない。
高1は三角比と2次関数の融合問題でそういうことをやらせた。
・・・驚いた・・・思ったより理解が進んでいる。自分で変形し、式を取り出している。
あの鈍臭いアヤカでもきちんと処理できている。
やれやれ「どアホウ!全然アカンわ!わかっとら~ん!」怒鳴り続けた甲斐があると言うものだ。
これが高2・高3になると、すさまじく伸びる子も出てくる。7月模試のデータが返ってき始めた。
高2ではショウとゲンキが、それぞれの高校で数学ナンバーワン。
ショウは国語と英語にコケて「京大E判定」を食らってしょげているが、Cまでたったの21点。
数学と物理の「切れ味」はすでに京都のトップクラスだから、とても有望だ。
ゲンキはその上を行く。英語でも失敗せず、物理工学にB判定が出た。
康太の時につくづくわかったけれど、これってものすごいですよ。
物理工学って、府立医科大あたりと同じ難易度なんだね。国立大の医学部でも入っちゃう。
高3ではコウヘイがいよいよ神戸大なら「楽勝」モードになって来た。
数学は「ダントツ」だし、他の教科にも穴がまるでない。
コトイは京大農学部にDだけど、あとは理科だけの問題。
他の教科はほぼ完ぺきだから、理科だけならあと5ヶ月で十分鍛えられる。
確かに・・・モンスターたちだ。何より、思考が大人になっている。
高1の新人たちも、来年にはそういう大人になるように、育てていこう。

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