FC2ブログ

第2次ベビーラッシュ

もう50本ほどのゴーヤの実を収穫した。
毎日チャンプルーだと女房も面倒なのか、油で炒めて塩・胡椒しただけのものも作る。
けっこううまい。貴重な野菜として真子も康太もパクパク食べる。
4本の苗で50個も実をぶら下げていると、蔓の伸びは抑えられ、雌花も出てこなくなる。
おおよそ採り尽くしてくると、蔓が伸び始め、花もたくさん付き始めた。
この3日間は毎日10個の雌花が開き、ベビー・ラッシュになった。
すべて授粉してやるが、こんなに多いと全部は育たないだろう。
自宅の2本の苗もベビー・ラッシュで、9月いっぱいは食うに困らなさそうだ。
数が多すぎるとしんどいのは生徒も同じ。
お昼過ぎに母親と中学生らしき女の子が現れた。
「ここのパンフレットか何か、ありますか?」「ハイハイ、どうぞ」
封筒に入れたパンフレットを手渡す。
「ここは個人指導はしてないんですか?」 やれやれ、そのパターンか・・・
「クラス授業しかしてないんですよ。出来る子も出来ない子も、一緒に学びます」
「それじゃあ、授業にならないのでは・・・?」
うちは『学び方』を中心に教え育てている。学び方はその時点の成績にほとんど関係がないし、
まして中学生だと1も5も、世間が思うほどの差などない。
しかし対応するうちに私は、そういうことを説明するのが面倒になった。
「娘さん、何年生なんですか?」「中2です」「満員なんですよ・・・」
母親はにっこり笑うと、“見もしなかった”パンフレットを私につき返し、帰っていった。
よくあるパターンだ。その塾がどういう思想を持ち、何をしようとしているのかは、どうでもいいんだね。
ま、今時の塾なんてどこにも「思想」なんてないし、何かを育てる力もないし、
「成績が上がるか?」「受験に合格できるか」だけを求めるのは仕方ないけれど。
けれど・・・そういうことは、そういう塾でやってくださいな。来る塾を間違えたようですな。
中1・中2・高1の3クラスだけは「無理をすれば」取れないことはないけれど、
夏の授業を控えたこの時期、私は無理をする気をなくしている。
3月からの5ヶ月間で生徒の土壌を何とか耕してきた。
夏の授業はいよいよ「種を植え付ける」作業だ。
耕す作業がなければ、種を植え付けなければ、その後に何も育たないではないか。
「それを今すぐやってくれ」と言われても、それは無理ですよ。相応の時間はかかる。
あと4年もすれば、この教室のローンも終わる。私はますます1クラスの人数を減らすだろう。
本当はそこで「一線を退く」つもりでいたが、退かせてもらえそうもないし、
大変だけど「子育て」以上に面白いことも他にないし、育てられるだけを育てていこう。
育てられるだけを育てるのはゴーヤと同じだが、ベビー・ラッシュはないだろう。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR