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知識の濃淡

確かに中学までの教科は「全部丸暗記」でも・・・まあ、いいだろう。
高校からは理解へとその性質が変わるから、「すべて理解する」に越したことはない。
けれど・・・現実にそんなこと、出来る?私にゃあ、出来なかったね。
そんなことが出来れば誰でも京大・東大に行っちまうわ。
数学一つ取っても「全範囲理解」出来る子なんてめったに・・・と言うより、「いない」ね。
「でもそこを、公立のスーパーⅡ類や有名私立の進学校は、上手に教えて・・・」
ほんと、みなさんそう思ってるんだろうね。見事な「誤解・錯覚」だ。
ろくに説明もせずに、生徒の理解の様子を見ることもなく、大量の問題を与えているだけですよ。
「進学率がいい」と言うけれど、私から見て「それでも生き残る子がいる」のは、単に、
「ものすごく賢い子が、大量に集まっているから」と言うだけのことだ。
そういう中学や高校へ行く子って、偏差値70超の子達ですよ。
今どき堀川・嵯峨野・洛南高校あたりへ行く子は、そういう子たちだ。
偏差値70超って、どういうことか知ってますか?上位1~3%ですよ。
それって、毎年京大・東大へ行く子の数字ですよ。
つまり「入学時点」では「全員、京大・東大へ行く」数字なんです。
まあ、子供の成長なんて様々だから、全員が伸びるわけではないけれど、
それにしても「潰される子」が多すぎるように思う。
その一因は「全部を、べったりと、大量にやらせ過ぎる」ことにあると思うね。
知識や技術にも「濃淡」はありますよ。
「ここはまあ、易し目の問題を大量にやらせて、形が覚えられればいい」
「ここは腰を落として、問題数が減っても、納得させないとだめだ」
そういうものがある。高1の「2次不等式」がまさに「納得型」だ。
そういう濃淡があって、生徒は「自分で考え、納得する」ことがしやすくなる。
これが「べったりと、大量に」となると、「数をこなすこと」だけに気を取られ、
自分で納得しなくなるようになる子が増えてしまう。潰れてしまう確率が極端に高くなる。
与えられるのを待って、それをこなすだけの子を、世間では「バカ」と言うんでしょ?
なのに同じ世間が、そういう高校へ我が子を入れたがる。自分の子をバカにしたいのかな?
面白いね、世の中って・・・・・
ゆっくりさせてみたり、ボコボコにしてみたり・・・色々なことをして、ようやく生徒は賢くなる。
べったりと大量にという「一つだけ」で、子供を成長させるのは、とても難しい。

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