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体幹を鍛える

高校の卓球部はインターハイ2次予選があり、土曜の練習には来られなかった。
中1のマヤ、小学生のカンナ・カリンと、珍しく康太が練習に参加。
二人ずつ多球でフットワーク練習をさせる。左右にボールを送り、動き回ってボールを打つ。
全速力で100球ほどを、二人がグルグル回転しながら打つ。
1セットを終えると小学生達は息が上がり、ハアハアいうが、何セットもこなす。
康太はカリンと二人でやったが、2セットで息も絶え絶えになり、ぶっ倒れそうになっている。
小学生には毎週やらせているので「普通」の練習だが、それほど厳しい練習なのだ。
康太も現役のときには何でもなかったのだが、練習から遠ざかるとこうなってしまう。
過酷な練習だ。何回か繰り返したからと言って、何かが変わるわけではない。
何百も、何千セットもこなして初めて、ふっと身体が軽くなり、動きが速くなる。
速くなるのは足だけではない。身体全体の動きが速くなる。
そうするとボールの動きが遅く感じられるようになり、余裕を持って打てるようになる。
有名なクラブチームなら当たり前の練習だが、中学や高校ではその練習の「発想」すらない。
フットワーク練習自体を知らないのだ。仮に知っていても「辛すぎて」やろうともしない。
それでいて
「試合ではどのようなサーブを出すのか。どのように集中し、作戦を考えるのか」
みたいなことばかりを考え、そればかりをやろうとする。これはすべてのジャンルでそうなっている。
勉強って「入試で合格」するだけのものなんでしょ?だから塾では
「この問題が出る」「こういう傾向だ」ばかりをやるんでしょ。
うちの卒業生でも「個人対応」の塾で教えていた子は多く、そういう塾で
「阪大に行きたい」「神戸大の対策をしてほしい」と言われ、懸命に過去問に取り組むという。
結果は・・・「惨敗」ばかりとなり、卒業生も嫌気がさして居酒屋に「バイト変更」したりする。
そりゃあね・・・身体も動かず、ボールに追いつきもしないのに、
「サーブはこれを出せ。相手のボールはフォア側に来る傾向がある」
なんてアドバイスしても、基本的には「試合にならない」わね?
けれどこれ、うちの卒業生だから「それ」に気がつくのですよ。
一般には教わる中・高校生も、教える大学生も、「そのこと自体」を知りもしない。
「無駄なく、賢く、効率よく」という経済原理を徹底すると、必ずそうなるのだろう。
私自身は卓球でも数学でもフットワーク練習が「普通の」練習だと思い込んでいるので、
長く気がつかなかったが、うちの生徒が「よそとは全く違う」と言われるのは、
「基本練習」の質や方向性が「今どき」とは、まったく違っていたからだと思う。
カンナとカリンはホープス(6年生以下)の団体戦で京都予選を勝ち抜き、近畿大会の出場権を得た。
卓球でも入試でも、負けさせる気など、私にはまったくない。

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