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関数のようにはいかないけれど

家に帰ってみると、勉強法“みたい”な本が転がっている。
女房が図書館から借りて来たのだろうが、康太と真子のどちらが読んでいるのだろう?
パラパラと見てみると、「勉強すると、やっぱし得をする」ようなことが書かれている。
一か所だけ面白いことが書かれている。学力の伸び方に関してだ。
「学力の目標値を1000としましょう。苦労して勉強して、学力はまず0から2になります。
 さらに勉強すると学力は4になり、さらに続けると8、16、32、64と、2倍ずつ伸びて行きます。
 学力とは、勉強を続ければ加速的に伸びるものなんです」

ふむ・・・ま、まちがってはいない。

「ここまででもすごい伸びなんですが、目標の1000には、はるかに及びません。
 それで大抵の人はここで諦めちゃう。すごく伸びているのに、具体的な成果が見えないからです。
 ここで諦めればそれまでですが、本当には目標まで、あと少しです。
 次は128で、その次は256。もう少し頑張れば512で、次の1024で目標達成です。
 そこまで続けられるかだけの問題です」

な、なるほどなあ、みんなそうなればいいなあ・・・・・
「学力は加速していく」はその通りだと思う。色々な知識が組み合わさって加速するから。
ただし、そこに「時間的な要素」は・・・たぶん意識的に書かれていないのだとも思う。
2・4・8・16・32・64・・・・高2が今やっている「等比数列」だ。爆発的に数字は大きくなる。
けれどこれ、数列みたいにすぐに数字が膨れ上がるわけではないからね。
0から2になるのに数日で2になる子もいれば、2年かかる子もいる。32から64になるところでも同じことだ。
「512の次が1024ですが、そこに生涯かかってしまう子もいます」
なんて書くと誰もその本を読まないし、買ってくれなくなるから書けないのだろう。
でも、そこを言わないから「均等に伸びる」と皆勘違いをし、「塾のお客様」にされる人が多いのだ。
そりゃあ教育を受験という「一点だけ」に絞れば、まだ持って行きようもわかりやすいけれど、
それにしたって下準備がいるし、本当に1000に届くのかなんて誰にもわからない。
うちでは3~6年も預からせてもらって「育てて」いるから、毎年の「進路」のようになってるけど、
こんなの一般の塾や予備校ではありえませんよ。
合格した子だけを、しかも水増しして(ひとりがいくつも合格する)発表しているわけで、
「合格できなかった子」を書きだすと、その何十倍になることやら・・・
そんなことを発表すると、そこは確実に潰れるから、絶対にしないけど。

学びとは、その「成果」などなかなかわからないもので、わからないけれど、生涯続けるもの。
受験など「ごくごく一部」に過ぎないもの。
そう納得していれば、皆がもう少しゆったりと過ごせるとは思うけどねえ・・・。
 

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Re: No title

> 学力・・・
> 今日も喧嘩で骨折者が出ました・・・
> いじめ・恐喝・・・・さらに不登校・発達障害・・・・
>
> 毎日休みたいとやってくる生徒・・・やめたいという話を延々としてはだれも私をわかってくれないと嘆く・・・
>
> 私たちは十分聞いていますよ、いいかげん自分で考えてください。
> もう義務教育は終了です。学校に何をしに来ているのですか?
>
> 自分の考えた答えを持ってください。
>
親に言われていやいや、修学旅行に行ったらやめる、・・・甘えた考えでこの先どうするんでしょう。
> ニートでええし。と平気で言う。周りもそうやし。
>
>
> 保健室の日常は、とっても未来が暗くなります。
> 生徒を取り巻く環境が、高校中退・ニート・生活保護・欠損家庭・・・
>
> それを普通だと思って生活している生徒たち・・・
>
>
> 高校でありながら、高校生といえるのでしょうか?
> 犯罪予防のための保護区域になっているような印象さえ受けてしまいます・・・
>
> 3歳までの環境が子供の一生の土台を作るといいます。
> 十代で母となり親となり・・・
>
> 中身の成長していない親が子供に何を伝えていくのか・・・
> その結果がここにあります。
>
> もっともっと早くに、母となるときにかかわっていけたら・・・
> そう思えてなりません。


3歳児がそのまま高校生の年齢になってしまってるから、事実上打つ手が見つからないね。
高校の現実は世の中をそのまま映しているわけで、大阪市のようにいくら教師を絞めつけても無駄なこと。
塾や底辺校の「現実」をもっとアナウンスすべきだろうね。
せめて小学生の頃から「額に汗して子供を育てる」ことを、世の中は考えるべきだ。
教育を筆頭に、どの業種も政治も、汗の臭いを消し過ぎている。
けれど・・・お前の「汗を流して教育に関わる」姿勢は、きっと評価される日が来るよ。
いつになるかはわからないけれど・・・続けるしかないね。がんばれ。
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