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もうひとつ 解かせてから

高校生に新しいテーマを説明するとき、私の説明はかなり荒っぽい。
その構造について必要最小限の説明をし、あとは出来るだけ生徒に考えさせながらメモを取らせる。
もっとも、今までに習い覚えた「パーツ」がどのように組み上がっていくのか、
その様子は必ず確認し、確認させるようにはしているが。
『この問題を納得させるとすると・・・ははあ、以前のこの考え方を利用するのがいいのだけど、
 たいていは・・・忘れてるだろうなあ・・・」
それと同じ考え方を含む例題を用意しておく。たったそれだけなのだが、私以外にはやっていないようだ。
それはたぶん、時間がかかるからだろう。
問題を見ただけでは「途中でどの考え方が登場するか」はわからないものですよ。
自分で事前に解いてみて「あ!ここはこうしないと通過できない」ことがわかる。
だから私は自分で問題を解いておかないと安心して授業が出来ないのだけど、
とても時間がかかるから学校の教師にはその暇がなく、塾の講師にはその気もない。
うちの講師達はそれが「しみついている」から、きちんと予習しているけどね。
ただ、高校生には例題をやったあとすぐに黒板に立たせて問題を解かせるけど、
中学生だと「もうひとつ」ノートで問題を解かせる。
高校生ほど集中して「考えながら例題をメモする」習慣が出来あがっていないからだ。
何も考えないで、ただ黒板の文字や数字を写しているだけの子も多い。
それは仕方ない、それも育てなくてはならない。
だから黒板に立つ前に「もう1題」ノートで解かせる。黒板に立つ前の練習が必要だ。
ま、黒板に立ってから「あわてて今のノートを読み返す」でもいいのだけど、
それは中学3年あたりからでいいね。
そうやって今日の中1・中2の授業プランは創られている。

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Re: 新一年生


> 今年の入学生は、小学校から授業崩壊の学年です。初めての授業が勝負だと思い、下調べをして今、訓練に入りました。
>
> 授業の初めは百ます計算。どんな生徒もやれば活躍できる時間を作る。そして、5月、ノートの書き方の指導にようやく入りました。
>
> 受験など興味もない、勉強なんて大嫌い、先生なんて攻撃の対象、そんな彼らに私ができること・・・・
>
> それは、卒業後も大人に素直に教わる姿勢、叱ってもらえる人に感謝する気持ちを育てたい。
>
> 彼らと中学時代に会いたかったと感じています。


教科を通して彼等の「何に」働きかけるのか。それを考えることが「教育」。
何をしてもさほどうまくいかないし、おのれの無力を思い知るばかりだけど、
そこから逃げないで彼等を見守り続けるのが「教師」。
お前には十分に「教師の資質」が備わっているよ。
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河原

Author:河原
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