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やっていることは・・・

もう中学生・高校生・大学生は入学式を待つばかり。
昨日は真子が制服をもらって来たし、康太は連日のガイダンスとパソコン練習に大忙し。
合格発表と新入生受け入れに緊張しまくりだった3月が過ぎ、少しホッとしている。
例えば、新高1の新しい月謝袋を書きあげるとき、様々なことを思う。
中学から持ち上がりの子なら、この子に3年で何をしてやれたのかと思いをはせる。
ずいぶん成長してくれたな・・・いやいや、まだまだだ・・・これからどう育てようか・・・
新しく来る子なら、この子はどういう子なのだろう?何を準備しておこうか?
そんなことを思いながら明細書を書きあげる。テキストを買いに行く。
1冊のテキストだけでは足りないから、膨大な量の手持ちの資料から問題を選び、プリントする。
ホッチキスで止めながら、これから3年、この子をちゃんと育てられるだろうかと不安になる。
私が安心できる教師だって?とんでもない!いつもドキドキして逃げ出したくなりますよ。
春休みだから里帰りや、年中行事の入っている子もいる。
なに?この日に来られない?どうしよう。この日に補講を入れようか?
そういうことは現場では付き物で、私とその子が気を使いあい、協力しながら授業を創り上げていく。
教育とは、そういう作業だ。一方的なものではない。
ごく稀に、半月も連絡もなく姿を見せない子もいる。不意に現れて、
「合格祝いの旅行と里帰りをしてきました。さて、今日から頑張ります」
私が祈りまでを込め、テキストやプリント、授業プランを用意した仕事は何だったんだろう?
ものすごいエネルギーで用意する分、姿を見せない子には絶望し、絶望は怒りに変わる。
「連絡忘れた。今から頑張る」って、あまりにも一方的だ。
それは自分の都合のいい時だけ「教育サービス、ちょうだい」と言っている。
そういうサービスは、うち以外のたいていの塾がやっていて、塾はいたる所にある。
「そういう塾でがんばってね」と言わざるを得ない。
初めてやってくる子はドキドキしているだろう。そしてフリースペースに座る先輩を見る。
「何してるのかな?」「勉強してるんだな」そう思うだろう。
けれどしばらく通ううちにわかってくる。
先輩達はフリースペースに座ることで「自分と向き合い」、学び方を学ぼうとしていたことを。
表面だけの「教育サービス」に、学び方を学ぶものはない。
私が生徒と共に創り上げようとしているのは、そういうことだ。

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