FC2ブログ

最初から創る

今日は新高1の初授業。新人が4人も来るので、やはり緊張する。
授業内容は整式の整理と展開。
式の次数のとらえ方、式の整理方法とその名称・・・すぐに土に埋もれてしまう基礎部分だ。
しかし基礎がしっかりしていないとだめなことは、建築も数学も同じことだ。
だが、それらは特に大学入試で問われることもなく、どの高校も「飛ばして」いく。
だからその家や生徒は、やがて壊れてしまう。私は「職人」だから、そういう家や生徒は創りたくない。
最初からきちんと手を入れておきたいのだ。
うちの中学の部から上がってくる生徒は、表面的には、点取りでは、ほとんど変わりはない。
しかし土に埋もれて見えない部分がまったく違う。
数学とはどういう「手触り」なのか。どういう扱いをするものなのか、どう向き合うものなのか。
どれも点数には表れないが、そういうものがずいぶん出来上がっている。
それを新人たちには一から創り上げていかなくてはならない。
だから「途中から」というのはとてもやりにくい。
「ガウディーの寺」なら別だが、半分まで人が建てた家を、建築家は喜んで引き受けるだろうか?
基礎がろくに出来てなくても、そのまま建ててしまうだろうか?
「高3の1年間だけ見てください」というのは、私にとってそれと同じことだ。
出来ないことはない。けれど、やりたくない。
「受験のお手伝い」など、私には興味がないのだ。それはよその塾でやるがいい。
確かに毎年ものすごい大学へ行くから「それをうちの子にも」というのは、とんでもない勘違いだ。
うちの生徒は「受験指導」で大学へ行っているのではない。
基礎と数学の文法と方向性・・・それを鍛え上げた、創り上げた結果に過ぎない。
そしてそれらの多くは「最初の出だし」に含まれている。
だから生徒は、最初からさわっておきたい。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR