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急がせる部分

中3にもなると「出来る奴ばっかり行っている」なんて言われるうちの教室だが、
専門家にでも見せればきっちり「病名」を付けてくれそうな生徒は、どの学年にもいる。
そのことは一般には知られていないようだ。
特にそう言う子を集めているわけではない。選別をしないので色々な子が混じるだけだ。
私にとってはどの子も同じだ。
どの子もそれぞれの「出来る部分」と「障害の部分」を持っている。
なぜ世間が病名まで付けて「分別」したがるのか、私にはわからない。
分別し、病名を付けたら、何か得することある?なにもありはしない。
その子を育て、一人立ちさせ、世に送り出すことに何の違いもないと思う。
30年近く、ずっとそういう子と接して来て、「鍛え方」の視点が少し変わって来た。
何事も「ゆっくり」だったのが、「部分的に急がせる」も入り始めている。
例えば黒板に問題を写す速さ。
出来ない子ってものすごく「慎重」で、呆れるほどじっと問題を見つめ、確認を重ね、ようやく書き写す。
「応用問題」ならそれでもいいと思う。けれど「単純計算問題」ならどうなのだろう?
試しに「そこは時間を短縮。さっさと写す!」とやってみると、意外なほど効果があった。
手だけでなく思考の速さも増すのだ。それは出来る子も出来ない子も同じだった。
メリハリをつけて、急ぐところは急ぐことにも「慣れ」が必要なのかもしれない。
どの子も持っている「障害の部分」には、そういう「過激な」働きかけも必要なようだ。
中1・中2・高1・高2のクラスで試みているが、劇的によくなっている。
のんびりの部分も絶対に必要なのだが、急ぐ部分も注意して続けさせよう。
しばらく中断していた「国語の宿題プリント」だが、3月のテスト明けには再開する。
国語でも「読むくらい、さっさと読め!」とやるのも、意外といいかもしれない。

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