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高1・高2 才気煥発

この時期はどうしても中3・高3の受験に気を取られがちだが、高1・高2も激しく鍛えている。
数Ⅱ・数Bは数Ⅱの方が倍ほどの量があり、去年のこの時期は数Ⅱばかりをやっていた。
ところが、今年は付属高校4人に桃山高校1人がいる。
これらの高校だけ数Bは「数列」から入っていく。
順番からいっても、物理を考えても「ベクトル」から入るべきだと思う。
それで今年は早くからベクトルをやり始めた。さっさと済ませて数列に入ってやりたい。
ベクトルは図形の考え方を極めて簡単に処理できるようになる。
数Ⅱで「点と座標・直線」に入ったが、その考え方のベースはベクトルだ。
ベクトルを先行したため説明がしやすく、すぐに理論の奥深くへ入っていける。
これはいい・・・速く処理できるし、知識がつながりやすく、納得しやすくなる。
普通こんな速さと奥深さでやると生徒はパニックになるが、皆なんとかついてくる。
「それは、どのような構造と考えで構築されているのか」
そこに広がるのは数学を越えた「普遍的なもの」だ。
もとより「数学だけ」を教えているつもりはない。それを越えたものを習得させたい。
「そこそこやって、そこそこ点を取って、そこそこ気分がいい」なんざ「うんざり」だ!
徹底的に奥深くへ入り、「数学ではないもの」を語り合えるように育てたい。
元からそういう取り組みをしているが、今年からはさらにその意識が高まった。
それは康太の出現があったからだ。こんなに高いレベルまで登ることが出来る・・・・
これは、他の子もこのレベルを知るところまで登らせなくては、申し訳ない気がするのだ。
「数学は難しくて・・・」
いいや!その程度のことは誰にでもわかる!だってそれは「数学じゃないもの」だから。
「それは掛け算の九九に相当するものだ。覚えろ。さっさとやれ。間違うな!
 時間がかかることは、あとで一杯あるんだから」
そういう激しい授業を繰り返すうち、確かに生徒の意識が変わって来たのを感じている。
「数学の構造って、こうなっているんだ。学ぶって、こういうことなんだ・・・」
どの子の顔を見ても、そう言うことがわかって来たように思う。
甘くはないのだろう。辛いものなら、その辛さを味わえばいい。

高3の「センター数学」。そのレベルをさらにもう一段上げている。
高2はどうしても「パーツを見る」部分が多いが、ここでは「全体」を見させている。
ユウキやトモコは真面目な子で、真面目なほど「文章の順」に式を組み立てようとする。
それは「マニュアル」であり、「数学だけ」であり、うまくいかないのだ。
「問いかけの全体」を捉え、「では、どこから処理していこうか?」それを「数学的思考」という。
料理と同じだ。
「お湯が沸くまでに野菜を切って、魚には塩を振って、スープと焼き魚を同時に作る」
それは献立や調理方法全体を把握してないと出来ない。同じことが数学にも言える。
「この方向へ行くのなら、“最後の形”をこのように設定した方が楽じゃないか?」
いくつも設定できる形から、問いかけによって「その形」を選択する。
それは高2までではうまく出来ない。一通りを学び終えてから出来ることだ。
そのとらえ方、さわり方、設定の選択・・・・・
コウヘイ・レオ・ユウキ・トモコの4人は、毎回度肝を抜かれた顔をする。
遠慮などしない。
「お前はなぜそうする?こちらの方がよくないか?」
高3の授業とは、そういう「対話」そのものの授業だ。中途半端で置くものか!
高1も高2も、いい授業が続けられていると思う。

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