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仕上がる高3

お昼前にヨシヤ母さんが友達を連れて突然現れた。
ヨシヤは今年新小学6年となり、同級生のお母さんのようだ。
新小6は今の中2以来の「弟・妹」に溢れる学年で、中学から来る子も合わせて14人目かな?
「さすがにこれで満員ですねえ」
そう言っていると、アヤカ母さんも現れる。
中3のアヤカは高校の「音楽科」を受けているが、この土・日でピアノの実技試験は終わったらしい。
他府県からもたくさん受けに来ているのだが、そのほとんどがコンサートでの顔見知りで、
「顔ぶれを見るだけで、ピアノの腕前の順位がわかる」という。
なんだか・・・恐ろしい世界だねえ。でも、ま、卓球の試合と同じか?
卓球だって朝に「トーナメント表」を見ただけで、
「ベスト4はこの4人。優勝はこいつで決まり」ってわかるものね。
アヤカは適性検査の「筆記テスト」を14日に残しており、今日から「教室にこもる」という。
「ま、“座敷童子”するんだろうけど、受験は勝手にやってくれる。高3はまったく手がかからない」
そう言うと新人母さん、びっくりしている。
「高3が・・・大学受験なのに手がかからないんですか?」
「はい、全部自分でやりますよ。え?何か不思議ですか?
 だって、そうやって“独り立ち”出来るように育てているんですよ」
私にとってはそれが「普通」なのだが、やっぱり普通じゃないのかな?

なかなか点取りがまとめきれない高3だが、いくつか私立大を受けたり、
過去問をどんどんやったりするうちに、ずいぶんまとまってきた感がある。
コウヘイには難し目の立命館大の問題をやらせたが、8割がた「完答」して、びっくり。
コウヘイは語学に弱点があって、例えば英文和訳で「一つの単語の意味」を間違えると、
普通は「日本語」にならず、「あれえ?変だなあ」と修正するものだが、
コウヘイは「そのまま書いてしまう」という特性を持つ。
例えば野球の「バット」を読み違えても、
「4番バッターが“コウモリ”を鋭く振ってヒットにした」だと意味がわからないが、
「大真面目」にそう言う文を書くところがある。・・・しょうがない、今はまだ、そういう奴なんだ。
だから数学や英語は「易し目で、膨大な量の判例」を提示し、なるべく「文脈」を捉えられるようにした。
去年の近畿大の英語では、まぐれもあるが7割まで完答出来た。
こりゃあ・・・「本命」に、ギリギリ間に合ったかもしれない。
ユウスケはまだ確率が悪いが、ケンタとユウカは「完答率」が格段に上がって来た。
数学の問題を「最後まで解き切る」って、かなり大変なんですよ。
見たこともない問題の意味を把握し、その意味を変換し、演算を進める。
時々公式を忘れたりするが、これが康太だと、
「あの公式の“意味”は確かこうだったから、KをN等分して“微小幅”にして、
 残りをインテグラルで積分して・・・これが区分求積・・・」
そうやってその場で「公式を再現」することが出来るが、そう言う奴は稀だ。
その都度学校の問題集や、教室の「赤チャート」なんかで復習する。
そう言うことを朝から晩まで「自分で」繰り返し、ようやく安定して来たのだ。
そこに、私が手を出し過ぎてはいけない。そうやって「自分の学び」を創り上げているのだから。
もうこの子達はいつ「世に出しても」いいのだが、国立前期試験まではあと3週間。
「1年で最も長い日」が、延々と続く。

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