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「塾へ行かなくても」と言うけれど・・・

中2が「中3の単元」に入った。
中学でも高校でも最初は「数字と式の扱い方」で、「数学の文法」をやる。中3も「式の展開」だ。
中2までとは少し違う。
中2までは2a-1という式を3倍したりした。3(2a-1)=6a-3 だ。
ところが中3からは3aという「文字」をかける。けっこう厄介なんですよ、「指数法則」が。
中1・中2の復習をやり、指数法則も確認させる。その上で「文字をかける」ことの注意点を説明。
数学はうまく出来ていて、中3で少し「新しいこと」を入れながら、実は、
それまでの理論を復習・総括させるように進んでいく。
理論なんて「忘れちゃうもの」で、生徒も大抵忘れているが、一つ一つ思い出させ、少し発展させ、
例えば「自転車に乗れる」くらいに「身体で覚える」レベルまで持って行きたい。
生徒を黒板に立たせ、やらせてみる。
マイナスをかけると正負が逆転するが、それを「うっかり」することはよくある。
「マリア、負をかけ忘れてる!」
「コウタお前・・・自分が書いた数字なのに、4か9か・・・自分で間違ってるな?」
15人のそれぞれを、その都度修正し、確認させていく。
計算の遅かったアカネ・ショウヘイ・ケンは、ずいぶん速く、正確になって来た。
シンヤ・ミヤセ・ルイあたりは申し分ない。
『この子はこういう間違いをするんだ?』『この子は理解が進んだなあ』
黒板は生徒の「現状」を正確に私に伝えてくれる。
どこでもそれくらい見てほしいのだけど、それをやると教師が「パンク」する。
だからどの塾でも「問題を解いてやる」や「プリントをやらせるだけ」しか出来ない。
一人ひとりを「観察」して、その理解度や問題点を確認・修正するシステムなどない。
せいぜいテストの得点を見て「上がった、下がった」というだけで、
一つ一つの内容をチェックすることなど、まあ、やれないわね。
その程度だと高校も「補講」ですることは出来る。
7時限・8時限、時には9時限目までも使って、問題を解いて見せたり、プリントをやらせてみたり。
確かにそれは「塾でやっていること」と同じだから、どの高校でも
「うちでは塾へ行かずに国立大学へ行けます」という。ずいぶん昔からだ。
「塾と同じことをやるから、塾に行かなくていい」?????
どこの・・塾?その塾がやっていることは、「教育」からは外れてんですよ。
そうやって高校が「塾の真似」をすることで、み~~んな「外れたこと」をやるようになった。
もう今では「そういうことが教育」だと、誰もが思いこんでいる。
・・・勝手にやってればいい。私の知ったこっちゃないね。
うちみたいに生徒を見ている塾もあるんですよ。
別に・・・知ってもらいたいとは思ってないけどね。

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