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いつまで続くか

あんなに元気に見えた「やしきたかじん」も、初期の食道がんで休業する。
たかじんって、62歳?私は今月で56歳になるから、あっという間に追いついてしまう。
今の仕事をいつまで続けられるかねえ?
「康太はこの教室を継がないんですか?」 ミクやユウカも聞く。
「いいや、この教室は俺一代でおしまいだ」
「え?!もったいない」
もったいない・・のかな?そう思ったことはないねえ。
たまたま・・私のような教師がこの地区に「発生」し、20年も続けたらこの教室が建った。
やがていつの日か消えていく。それでいいじゃないか。
「もったいない」と人から言ってもらえるだけ、私は幸せだったと言うことだ。
どの塾も「生徒を支えよう」という理念から立ち上がって来たと思う。
けれどいつしかそれは「成績を上げる」「受験の最短距離を」「金もうけの手段」へと変わる。
「とにかくいいとこへ入れて」という大衆の欲望に押し流され、方向性を見失ってしまう。
知り合いの大学生も進学塾で教えているが、「成績を上げろ!」
「マニュアル通りにやれ!それ以上も、それ以下もしてはならない」
そんなマニュアルを守るのに死に物狂いとなって、目の前の子どもの「育ち」を忘れてしまう。
確かにチェーン店の「ハンバーグ」は、どの店も同じものとなるようマニュアルが徹底される。
それと同じように「子育てもせよ」と、塾側でなく、我々大衆の方が言う。
「素人の自分には出来ないけど、塾は専門家だろ?やれよ!」と。
「ハンバーグ作りと子育ては別物なんだよ!同じには出来ないんだよ、バカ野郎!」
そんなことを20年以上も言い続けたのは、それでも生き残ったのは、私だけだった。
教育し、子を育てる。
何を教育しておくのか?育てるとは、どういうことなのか?
「発見できたもの」もたくさんあるが、同じ数だけ「想像もしなかったわからないこと」も発見する。
私はそういうものだと納得できるけど、そんな「答えの出ない作業」を継ぐ若者がいるのかな?
そう言う奴は、よほどの馬鹿か変人ですよ。私は人に、馬鹿も変人も期待しない。
だからこの教室は、私一代となるのも「自然なこと」と思っている。

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